2016/4/7 木曜日

【レビュー的な何か】Seagate ArchiveHDD ST8000AS0002【SMR検証】

ST8000AS0002

気づけば、数年ぶり(?)の【レビュー的な何か】。最近は動画編集をすることもほとんどなく、HDDの容量や転送速度に困ることもほとんどなかったため、最新のHDDを購入することがほとんどなかった。だが、データは地味に増えていくもので、一眼レフのデータを保存している2TB HDDが圧迫されるようになってきた。そこで、4TBのHDDを購入しようとPCパーツ屋へ行って価格調査をすると、6TBとそれほど価格が変わらないではないか!どうしよう、どうしようと悩んでいたところ、衝撃的な品を発見した。SeagateのArchive HDDシリーズの8TBモデル『ST8000AS0002』が特価で2万円台前半で販売されている!!しかも、日本シーゲートが8TBキャンペーンなるものを開催している。

オープンキャンペーン| シーゲイト
https://www.seagate-campaign.com/8tb/

これは買うしかない!というわけで、計画の2倍もの大物を買ってしまいました。

でもって、レビューだが「固定ネジの位置がマニアック」だったり、通常のCrystalDiskMarkのベンチマークは他の多くの方が行っているので今回はまとめる時間も無いし、パス!代わりに下記の記事で気になっていた件を検証してみた。

最安の8TB HDD「ST8000AS0002」をテスト、SMR技術を再確認 – AKIBA PC Hotline!
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/mreview/rental/20160229_737407.html

近年の高密度記録HDDでは読出ヘッドと比べ書込ヘッドの微細化が難しくなってきており、Archive HDDシリーズでは書き込み時にトラックの一部を重ね書きする『Shingled Magnetic Recording (SMR)』が採用されている。非常に高密度な記録が可能であり、読み出し性能には影響を与えないと素晴らしい方式なのだが、書き込み時にには重なったトラックも書き直さなければならず、特にランダム書き込み時には大きなパフォーマンス低下が発生してしまう。

上記AKIBA PC Hotline!の記事によるとCrystalDiskMarkではSMRによる影響の有意差が見られないが実際のファイルコピーにおいてはベンチマークと異なる結果が得られたとしている。今回はその件をちょっと検証してみた。

ちなみに、今回の検証は時間がほどんどないためいずれのベンチマークでも試行回数が1回しか取れておらず、検証環境も普段使いのPCといい加減です。大体の傾向が見れれば良いかなと思っています。TiB級のベンチマーク行うと1試行で1日かかりますので、勘弁してください…

ST80000AS0002_018ST80000AS0002_019

まず、CrystalDiskMark 3での検証だが、通常のデータサイズ500 MiBと、かなりデータサイズを大きく取った2 TiBでは目立った低下がみられないどころが、データサイズが大きいほうが書き込みが早くなっている。AKIBA PC Hotline!の記事を見て、データサイズを大きくしていけばどこかで、パフォーマンス低下の閾値が見れるかと期待していましたが、ダメでした。

そこで、次はWindows上での実際のファイルコピーテスト。AKIBA PC Hotline!の記事では「1ファイル4GB前後の動画が約2.7TB」の全データをコピーしていたので、ファイルサイズと合計サイズを変化させて、これを少し詳しく検証してみました。

さすがに、全条件を手動で行うととんでもなく時間がかかるので、Lansen氏が公開しているCopySpdBenchを使わせて頂きました。

ファイルコピー速度計測ツール公開 – Lansenの現実逃避日記
http://d.hatena.ne.jp/Lansen/comment/20081003

WindowsAPIのCopyFile関数を使用していますので、エクスプローラ上でのコピーと近い結果が得られていると思います。

ST80000AS0002_020

上記がテスト中の画面です。1MiBのファイルを100万個コピーするテストではコピーに10時間以上(さらにテストファイル生成に同等の時間がプラスα)かかっているのがお分かりいただけるかと思います。さて、苦労話は置いといて、上記テストで取得したデータをまとめると以下のようになった。

st8000as0002_filecopytest

おおよその傾向としては、「ファイル数が多い」と遅く、「合計ファイル容量が多い」と遅いといったところでしょうか。AKIBA PC Hotline!の記事ではファイルサイズ4GBで合計2.7TBのコピーで56MB/secとなっていましたが、値が半分程度となっているのはあちらは別なHDDからのコピーだったのに対し、CopySpdBenchでのコピーは同一HDD内で行って、読み書きが同時に行われたからではないでしょうか?また、AKIBA PC Hotline!の記事では「100GB程度のデータであれば極端な速度低下は発生しない」としていましたが、今回の検証ではたとえ10GBや1GB級のデータでもファイルサイズが小さければ速度低下が発生しており、この記述を否定する結果となりました。デジカメを使用していれば10MB程度のJPEGが1000個で10GBと言うのは実使用上で十分に在り得ると思いますので、注意が必要かもしれません。

SMRではない通常のHDDで同一のベンチマークを行ったことはありませんので、本当にSMRの影響かどうかは、さらなる検証が必要かと思いますが、CrystalDiskMark上では現れない差が実使用上で発生するのは確かのようです。

※上記記事内ではMiBやMBを使い分けています。紛らわしいですが、TiB / TBオーダーでは誤差がかなりのものになりますので、このようにして表記しています。

2014/9/14 日曜日

【写真】規制緩和で離着陸時撮影可能に

Filed under: ハードウェア関連,写真,日記,電気電子・情報関連 — ハイジんブルー @ 20:48:31

9月1日に航空機内における電子機器の使用制限が緩和されて、離着陸中にもデジカメが使用可能になった。

報道発表資料:航空機内における電子機器の使用制限を緩和します – 国土交通省
http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku09_hh_000055.html

これまでフィルムカメラじゃないと撮影できなった写真が撮れるようになった。

ちょうど、福岡へ行く用事があったので、その際にこれまで撮れなかった写真をメインに撮影してみた。

_MG_3813

 

これまでは、ドアが閉まると電子機器が使えなかったので取れなかった「グッバイ・ウエーブ」。

_MG_3820

仁川から大韓航空で戻ってきた際には、滑走路を出て誘導路に入ると電子機器が使えたので、不可能ではなかったですが、航空機のお尻を間近から撮ることもできる。

_MG_3825

滑走路侵入待ち中。着陸機が撮れました。

_MG_3842

離陸した瞬間。

_MG_3845

下に見えるのは新千歳の着陸用滑走路。この日は残念ながら南上がりだったので、新千歳のターミナルビルは撮影できず…

_MG_3864

上昇中に雲を抜けた直後。今までなら、まだシートベルトサインが出ているので、撮影はできなかった。

_MG_3886

着陸直前に撮影した、福岡の街並み。

_MG_3912

着陸後の誘導路移動中に撮影。ものすごく滑走路に近いので、最高の撮影スポット。

_MG_4900

こちらは帰りに撮影した福岡の街並み。

_MG_4914

上昇中に撮影した空の様子。

_MG_4964

新千歳への降下時にうっすらと霧がかかっていたのでブロッケン現象が撮れるかと期待していましたが、いまひとつでした… ちょっとだけ虹が見えてますけどね。

_MG_4990

行きに撮れなかった、新千歳のターミナルビル。やっぱり、北上がりの旋回直後の方がターミナルはしっかり撮れそうですね。

_MG_4997

最後に、滑走路。

行きも帰りも天気が悪くて地味な写真ばっかりになってしまったが、これまでデジカメでは撮影できなった写真を載せてみました。

こうなると、もはやフィルムカメラを大事に取っておく必要もなくなってきましたねぇ。

2013/6/29 土曜日

JogShuttle Controller ver4.1

1年半くらい前に作成したCanopus製ジョグシャトル『JD-1』用の仮想ドライバ。

【お年玉企画?】Canopus JD-1用ドライバを自作してみた
http://haizin.serveblog.net/?p=9320

ジョグダイアルを回転させた際に生成できるのがキーコードのみのため、Webブラウザ等のスクロールには上下矢印キーを割り当てていました。これがマウスのホイールとは若干違う動作をしていたために、若干使い勝手が悪かった。

そこで、キーコード以外に、マウスホイールイベントが生成できるように書き換えてみました。

参考にしたのはこちらのページ

VB.netでマウスクリックなどの操作を行う – Yahoo!知恵袋
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n31274

この変更によってマウスホイールイベントが生成できるようになりましたが、前バージョンからアップデートする場合は設定ファイルに追記が必要になります。

マウスホイールイベントを用いることでキーコードよりもはるかにスムーズなスクロール動作が可能になりました。EDIUSやPremiereでのフレーム移動が大分し易くなったかと。

実行ファイル (コンパイル済)
JogShuttle Controller v4.1.zip

VisualBasic 2012 プロジェクト (ソースコード)
JogShuttle_Controller_VBProjectv41.zip

お約束

お約束なので書いておきますが、使用して何らかの損害を被っても私は知りません(`・ω・´)キリッ 自己責任でお使いくださいな。ただ、おかしな挙動を示した場合には報告をいただければ今後の改善に役立つかと思いますので、この記事のコメントにでもお願いします。

あと、完全に趣味で作っているものなのでCanopus(現グラスバレー)さんへ問い合わせるとかはおやめ下さいな。

2013/6/3 月曜日

【社会科見学】理化学研究所 計算科学研究機構【京速計算機】

久しぶりの更新!死んでないですよ!

先日、出張の帰りが神戸空港になって、フライトまで時間があったのでポートアイランドにある『理化学研究所 計算科学研究機構』に行ってみました。この名称だと「なんじゃそりゃ?」と思う方もいるかと思いますが、数年前に「2位じゃダメなんでしょうか?」で話題になった『京コンピュータ』が設置されている研究所です。

空港へ向かう『ポートライナー』の『京コンピュータ前 駅』で下車。

駅名がそのまんまなので間違えることはないですね。

IMG_9499

降りた瞬間「?」と思う。

そろそろ帰宅ラッシュ時間のはずだが、無人駅な上に、周辺人っ子一人歩いてない…

どうやら、まだまだ未開の地のようで空き地ばっかりのところでした。

IMG_9360

歩いてすぐのところにあるのが『理化学研究所 計算科学研究機構』

IMG_9474

中に入ると「京」の文字がお出迎え。

K_entrance

見学者が来るのが珍しいのか、守衛さんがものすごく親切に見学展示の範囲を教えてくださいました。

IMG_9467

展示スペースはこんな感じ。

行く前に事前に簡単な展示があるという情報は得ていたので、あまり期待はしてませんでしたが、30分くらいは時間が潰せました。

IMG_9471

これが一番の楽しみだったのですが、実物の「計算ノード」が展示されていました。

残念ながら赤い筐体にあらず。赤いほうが速そうなのに…

この筐体に24枚のシステムボードが入っていて重さは約1トンあるとか。

IMG_9439

システムボードは1枚ずつ水冷で冷却されている。

写真では分かりずらいかもしれないが、実はシステムボードはラックに平行に入っておらず13度ほど斜めに入っている。空気の流れる空間を確保するとこで、1ラックにより多くのシステムボードが搭載可能になっているとか。知りませんでした…

IMG_9433

こちらは中段のIOシステムボード(手前上)と電源ユニット(中央奧)とシステムの監視を行うシステムプロセッサボード(電源の下)。ほとんどの部品が稼働中に取り換え可能なHotSwapに対応していて、可能な個所にはオレンジ色のシールで取り外せることが明記されていました。

IMG_9436

システムプロセッサボードの下にはOSを格納するHDDを搭載する2Uシャーシが入っていました。残念ながらHDD自体は抜かれていました。

IMG_9443

裏はこんなかんじ。カバーがかかっていて中がよく見えなかったが…

IMG_9445

使ってる冷却ファンはアレですね。さすがです。( ̄ー ̄)ニヤリッ

展示スペースの入り口には建物全体の模型がありました。

IMG_9446

なかなか精巧にできていて、赤いボタンを押すと…

IMG_9449

建物が割れて、内部が見えるようになってました。赤い筐体が並んでる!

IMG_9452

なんと、単眼鏡が準備されていて、奥のほうまで細かく作られているのが見えました。

さて、展示スペースの奥のほうがどうなっているかというと…

IMG_9362

それほど広くはなく、技術紹介や実際に『京』を使用した研究が紹介されていました。

IMG_9401

トーラスインターコネクションの模型ですね。

大学の学部の情報工学で習った記憶もあるが、間違いなく寝てたので、どうすごいのかは全く覚えていない!どっか壊れても反対周りで通信できるんだっけか?

ちなみに、それぞれの球は…

IMG_9403

中が細かっ!

そして、こちらがシステムボードの実物。

IMG_9388

IMG_9390

こんな感じに、どこがどのパーツがわかるようになってました。

それぞれのパーツの単体も展示されていて…

IMG_9385

こちらがCPUのSPARC64 VIIIfx。

普段見慣れているCore iとかのダイと比べるとデカい!

IMG_9379

後工程前のウェハも!ダイが大きいと円周部で無駄になる量もすごいですね。

IMG_9384

こいつがインターコネクトコントローラ(ICC)。システムボード間で通信するヤツですね。

IMG_9399

そして、みなさんお待ちかね(?)、メモリです。MicronのDDR3ですね。

ちなみに、実際の『京』の展示ですが…

IMG_9422

ここのガラス張りから覗くことができる。

IMG_9369

と言っても、よく写真で見えるズラーと赤い筐体が並んでいる光景ではなく、赤い筐体は説明のためのこれ一台。

IMG_9367

通常の見学でみられるのは計算ノードが並んでいるフロアではなく、ファイルシステムがズラーっと並んでいるフロアだけとなっている。

IMG_9364

こちらがそのファイルシステム群。

IMG_9365

ちょうど、目線の高さにフリーアクセスの床が来ていて、床下の配線がビッシリなのが見えたりしてこれはこれで面白い。

とまぁ、本体が見れないのは事前に知っていましたが、ちょっと残念ですね。

これで、展示内容をザザッと載せましたが、最後に外にあるオブジェについて…

IMG_9483

『京』が完成した際にニュースで紹介されていたので、これが計算機の基本である「そろばんの珠」を縦に並べていることを知っている方は多いと思います。

自分も、現地で近くで見て初めて知ったんですが…

IMG_9479

実は、それぞれの珠に指数と対応するSI接頭辞が刻まれているんですね。

じゃ、一番上はというと…

IMG_9480

10^16で『京』でした!

(以下、おまけ)

(続きを読むなの…)

2012/7/20 金曜日

Win8CPにOffice2013プレビューをインストールする方法

7月16日にMicrosoftが公開した『Office 2013』のカスタマープレビュー。

対応OSはWindows 7とWindows8のみとなっていて、Windows 8 Consumer Previewにインストールを試みた方もいるのではないでしょうか?

実は、Consumer Previewだとインストーラを開くとこんなメッセージが…

Consumer Preview版だとダメなんですねぇ。

せっかくのメトロっぽいUIがWindows 8で使えないなんて…

となったので、色々試したらインストールできました\( ̄▽ ̄;)/

その方法を紹介!

Win8 CPへのインストール方法

インストーラexeファイルの上で右クリックし、[プロパティ]を選ぶ。

表示された[プロパティ]画面で[互換性]タブを選び…

[互換モード]で「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックを入れ、モードを[Windows 7]に設定し[OK]を押す。

この状態でインストーラを起動すると、あら不思議!普通にインストールできてしまいました。

スタート画面を見るとバッチリ Office 2013のアプリケーションが登録されました。

インストールしたけど使えない?!

とまぁ、インストールには成功しましたが、試しにExcel 2013を起動してみると…

いきなりエラーが…

とりあえず[OK]を押すと普通に動作するので無視してみると…

今度はこんなのが…

[今すぐ修復]をクリックすると…

こんなダイアログが表示されて修復可能に。

完了後、再びExcelを起動すると…

こちらのエラーは解消されませんでしたが、二つ目のエラーは出なくなりました。

エラーはでるもののとりあえず動作しますが、Windows 8 CPが悪いのか、自分のPCのスペックが推奨環境を満たしていないのか、やたらレスポンスが遅いです。

まとめ

Windows 8 CPでとりあえず試してみたいという方にとっては使える裏技かもしれませんが、Office自体が「使える」かどうかは正直微妙ですね。お約束ですが、試す場合は自己責任でお願いしますよ~。

2012/6/25 月曜日

音声通知機能搭載 CrystalDiskInfo 5登場

レビュー等で非常にお世話になっているCrystalDiskInfo。

CrystalDiskInfo 5には音声通知機能搭載版が登場し、これが予想外の展開で、水晶雫が萌ボイスで通知してくれるのだ!

さっそくインストールしてみると…

ST31500341ASが「注意」になっていたために、起動直後に大音量で「ディスクの健康状態がわるくなったみたい 早く確認してほしいなぁ」と言われちゃいました… 何という羞恥プレイ…

ちなみに、CrystalDiskInfo 5は音声通知が注目されていますが、個人的には注目なのがIntel RAID対応!RAIDボード経由のSMART取得は一筋縄ではいかないようなので、あまり期待はしてませんでしたが、今バージョンではIntel RAIDに対応。

さっそく、試してみようと思ったが、気が付けば今のPCみんなIntel RAID使わずにPromiseやMegaRAIDを使ってましたorz

2012/6/18 月曜日

【レビュー的な何か】Seagate ST1000DM003【目次】

ついにプラッタ容量が1TBに達した3.5インチHDD。線記録密度向上に伴い転送レートが大幅に向上していることが期待できる。

そこで、現在500GBプラッタHDD『ST3500418AS』3台のRAID0にしている構成を性能を落とさずに1TプラッタHDD 2台構成に更新できないかと考え、テストしてみました。

1TBプラッタを採用したHDDはHGSTとWestern Digitalからも登場していますが、今回はSeagateのBarracudaシリーズ1TBモデル『ST1000DM003』を購入。気づけば、このブログが始まって以来3.5インチHDDはSeagateしか買ってない(^^;)

~目次~

  1. フォトレビュー編
  2. 準備編
  3. 単体ベンチマーク編
  4. Raid0ベンチマーク編
  5. まとめ編

【レビュー的な何か】Seagate ST1000DM003【フォトレビュー編】

Seagate Barracuda 『ST1000DM003』 目次

【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【フォトレビュー】←今ココ
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【準備編】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【単体ベンチ編】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【Raid0ベンチ編】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【まとめ】

まずは、フォトレビューから。

バルク品で購入したので帯電防止保護袋に包まれただけの簡単な包装。

袋自体は、いつものSeagateのものと変わりませんが、製品保証シールが新しくなってますね。

去年購入したST2000DL003では「シーゲイト製品保証」と表記されていましたが、「シーゲイト正規代理店保証」に変更されていました。保証について変更があったとSeagateからアナウンスがあった記憶はないので、表記が変更されただけでしょうかね?

袋から取り出したST1000DM003。

ぱっと見、Barracuda 7200.12シリーズと変更はないように見えますが、実は写真下側の形状が左右逆になってたり。部品配置はBarracuda LPシリーズに近くなったようですね。

ラベルは久々にがらっと変わりましたね。これまで複数シリーズあったBarracudaですが、『Barracuda』に統一されたことでラベルも変えたんでしょうね。

これまでシリーズ名と容量の表記が世代ごとに左寄せ・中央揃え・右寄せと変わっていくのを見てきましたが、今回は左寄せってことで!

ちなみに、これまでのBarracudaシリーズではSATAケーブルの接続の仕方がラベルに丁寧に表記されていましたが、ST1000DM003では特に表記はなく、割と簡素な表記になりましたね。

裏面はこんな感じ。基板サイズ・形状はBarracuda 7200.12やBarracuda LPシリーズと変わらず。

基板を引っぺがして表面をみてみると、キャッシュメモリが『Samsung K4T511630I-HCE7』になっていました。

Barracuda LPやBarracuda 7200.12シリーズではTSOPパッケージのDDR SDRAMを搭載していましたが、ST1000DM003ではFBGAパッケージのDDR2 SDRAMに。以前の基板ではギッチリ詰まっている感じがしましたが、メモリのパッケージが小さくなったことでメモリ周辺の配線が余裕ありそうな感じに。次の世代ではさらに基板が小さくなるかもしれませんね。

コントローラのほうはLSI製であることがわかりますが、放熱シートがバッチリくっついていて詳細は確認できませんでした。

(左:ST1000DM003(1プラッタ) 右:ST2000DL003(3プラッタ) )

Seagate製1プラッタHDDの特徴でもあるのですが、ST1000DM003は通常の3.5インチHDDよりも薄型となっている。多数のHDDを搭載するRAIDではHDD同士の距離が離れるほうが排熱上うれしいので、個人的には重要なファクターだと思っている。

【準備編】

【レビュー的な何か】Seagate ST1000DM003【準備編】

Seagate Barracuda 『ST1000DM003』 目次

【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【フォトレビュー】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【準備編】←今ココ
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【単体ベンチ編】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【Raid0ベンチ編】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【まとめ】

それでは、実際に使用する準備に取り掛かっていきます!

はじめに、CrystalDiskInfo 4.3.0でSMART値のチェック。

ST2000DL003のとき同様バッファサイズは表示されませんでした。フォトレビュー編で見たDDR2 SDRAMは512Mbitなので仕様通り64MBであると思われますが、CrystalDiskMarkの結果がちょっと楽しみですね。

フォーマット前にHDTune2.55でチェックしてみると…

おおっ!Max 199.1MB/s!残念ながら200MB/sには達しませんでしたが、これはすごい!Access TimeもBarracuda 7200.12とほとんど変わらず。

完全フォーマットには1時間46分25秒要しました。

500GBのST3500418ASのときは1時間22分でしたので、転送速度差(ST3500418AS:125MB/s  ST1000DM003:200MB/s)を考慮すると妥当な感じですね。

フォーマット後のプロパティは上に示した通りでWindows上での実容量は1,000,202,039,296byte (931GB)となってます。

【単体ベンチマーク編】

【レビュー的な何か】Seagate ST1000DM003【単体ベンチ編】

Seagate Barracuda 『ST1000DM003』 目次

【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【フォトレビュー】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【準備編】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【単体ベンチ編】←今ココ
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【Raid0ベンチ編】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【まとめ】

お次にCrystalDiskMarkでベンチマーク。

ベンチマーク環境:『自作PC 3号』
[CPU]Core2Quad Q9650@定格
[Memory]DDR2 800 2G×4@定格
[M/B]Gigabyte GA-EP45-DS5
[System HDD]Seagate ST2000DL003
[Data HDD]ST31500341AS + ST3500418AS×3(RAID0)
[VGA]HIS Radeon HD3870 IceQ3
[OS]Windows7 Home Premium 64bit
[SATA 3Gbps]Intel ICH10R (Intel Rapid Storage 10.1.0.1008)

ST1000DM003自体はSATA 6Gbpsに対応していますが、現在使用中の環境でSATA 6Gbpsに対応するものが無いので、今回はすべてSATA 3Gbpsで測定しました。いずれの結果もフォーマット直後の状態で行いました。

CrystalDiskMark 3.0.1

まず、はじめにCrystalDiskMark 3.0.1の結果。

最大となったのがデータサイズ1000MBでシーケンシャルリード171.9MB/s。HDTuneでMax 199.1MB/s出ていたので200MB/s近くを期待していただけにちょっぴりガッカリ…

CrystalDiskMark 2.2

これまでの世代のSeagate Barracudaシリーズと比較するためにCrystalDiskMark 2.2の値を見てみます。

~比較対象~

  • ST1000DM003 (1TB [1TBプラッタ] 7200rpm) Barracuda
  • ST2000DL003 (2TB [667GBプラッタ] 5900rpm) Barracuda Green
  • ST31000520AS (1TB [500GBプラッタ] 5900rpm) Barracuda LP
  • ST3500413AS (500GB [500GBプラッタ] 7200rpm) Barracuda 7200.12
  • ST3500418AS (500GB [500GBプラッタ] 7200rpm) Barracuda 7200.12
  • ST31500341AS (1.5TB [375GBプラッタ] 7200rpm) Barracuda 7200.11
  • ST3320613AS (320GB [320GBプラッタ] 7200rpm) Barracuda 7200.10

200MB/sにはまだまだ達しなくてガッカリしましたが、それでも、これまでに使用してきたHDDの中で最速の値になっていて1TBプラッタの高記録密度が発揮されていることが分かる。

最後にデータサイズを変化させた際の結果を…

リードに関してはST2000DL003(キャッシュ容量64MB)の時と同様に512Kがデータサイズ16MBから下がり始める傾向となっているが、急に下がるわけではなく、128MBまでジワジワと下がる結果になっており、64MBキャッシュが効いていることが分かる。

ライトはST2000DL003の時はリードと同様に16MBから急に下がる傾向になってましたが、ST1000DM003では64MBまでは維持されていることが分かる。ちょっとおもしろかったのが、Seqの値。64MBまでギザギザした形になってますが、これが何回測定しなおしてもこの傾向は変わらず。不思議です…

【Raid0ベンチマーク編】

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