2009/11/29 日曜日

【レビュー的な何か】Adobe Premiere Elements 8【目次】

IMG_021210月23日に発売されたAdobe の動画編集ソフト『Premiere Elements 8』。発売と同時に入手し、1か月ほど使いこんでみましたの、その感想などをちょっと。

そもそもPremiere Elementsとは…

Premiere ElementsシリーズはPremiere Proの廉価版で、Premiere Proと比べると機能的にはかなり劣るが、動画編集には必要最低限の機能が備わっている。初心者でも動画編集が行いやすいようにかなりの機能が自動化されていて、慣れていない人ならPremiere Proよりも使いやすいはず。

【レビュー的な何か】Adobe Premiere Elements 8【目次】

Premiere Elements 8 【ユーザーインタフェース 編】
Premiere Elements 8 【新機能紹介 編】
Premiere Elements 8 【まとめ】

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【レビュー的な何か】Adobe Premiere Elements 8【UI編】

【レビュー的な何か】Adobe Premiere Elements 8【目次】

Premiere Elements 8 【ユーザーインタフェース 編】←今ココ
Premiere Elements 8 【新機能紹介 編】
Premiere Elements 8 【 まとめ】

ユーザインターフェース(UI)

premiereelements8ui

Premiere Elements 8のユーザーインタフェースは前バージョンPremiere Elements 7とほとんど変更なし。

Photoshop Elementsと連携して素材などを管理する『Elements Organizer』。

elements-organizerui

Premiere Elementsで使用した素材意外にもPhotoshop Elementsにて使用した素材をまとめて管理してくれるため、Photoshop Elements⇔Premiere Elements間の素材やり取りはかなり楽です。

elements-organizercpuサムネールはバックグランドで自動生成されますが、かなりCPUを使用するようで、とくにファイルサイズの大きい動画のサムネール生成中はCPU使用率が100%近くになります。

ただし、CPUを占有するわけではないので他の作業には影響はあまりないです。

Elements Organizer上の素材をPremiere Elements上で使用するには、[整理]タブ内の[整理]ボタンをクリックすると、Elements Organizer上の素材一覧が表示される。

elements-organizerui2

作成してきた素材数が膨大になると探すのが大変になりますが、すでにPremiere Elementsのプロジェクトで使用したことがある素材は…

elements-organizerui3

フィルタをかけることで絞り込み検索も可能。

自分は、Photoshop Elementsで素材を編集してからそれをPremiere Elementsで動画にすることが多いのでこのElements Organizerはかなり活用していますね。

以前からのユーザなら困ったことがあると思うクリップのコピー&ペースト時のクリップ挿入位置。以前のバージョンでは一番下のトラックにペーストさ れてしまってましたが、Premiere Elements 8ではコピー元と同じトラック上にペーストされるようになりました。トラック数が増えると上に移動させるのが大変でしたので自分はかなり助かってます。

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【レビュー的な何か】Adobe Premiere Elements 8【新機能】

【レビュー的な何か】Adobe Premiere Elements 8【目次】

Premiere Elements 8 【ユーザーインタフェース 編】
Premiere Elements 8 【新機能紹介 編】←今ココ
Premiere Elements 8 【まとめ】

Premiere Elements 8の新機能

Premiere Elements 8は前バージョンと比べると見た目はそれほど変わってませんが、新機能や強化点はかなりあるようです。さすがに、全部紹介はできませんので、ここでは…

  • バックグラウンドレンダリング
  • モーショントラッキング
  • スマートトリミング
  • エフェクトマスキング

の4つに絞って紹介します。

バックグラウンドレンダリング

これまでのバージョンのPremiere Elementsではレンダリングを行うと…

backgroundrendering5

このようにダイアログがでて他の作業ができませんでしたが、Premiere Elements 8からは、この作業がバックグランドで動作するようになったため、レンダリング中でも作業を進めることが可能になりました。

backgroundrendering2

レンダリングの進行具合はタイムライン上に表示される緑と赤のラインで確認できる。緑の部分はレンダリングが終了している箇所で、赤い部分は未レンダリング部。

レンダリングが終了した部分は実際に出力される画質にてプレビューが可能となる。

backgroundrendering3

レンダリング済みの部分にエフェクトを加える等の編集すると…

backgroundrendering4

その部分だけ未レンダリングになり、前後はレンダリング済みのままとなる。編集して、ちょっとトイレに立った間にレンダリングが終了しているので、個人的には重宝しています。

このバックグランドレンダリングは他の作業に支障が出ないようにCPUを占有しないようになってますが、レンダリング中はCPU使用率は常に100%になるので、CPUの冷却等には注意が必要になりそうです。

ちなみに、バックグラウンドレンダリングはOFFにすることもでき、以前のPremiere Elementsのように手動レンダリングも可能。

モーショントラッキング

簡単に説明すると動画内の物体の動作を追尾することが可能な機能。

Get the Flash Player to see the wordTube Media Player.

上の動画で実際の動作をみるとわかりますが、イメージとしては最近のデジカメに搭載されている顔認識機能に似ていますね。これまで、手作業で物体を追わせる必要があったような作業を自動で行ってくれるので使い方次第では便利ですね。

スマートトリミング

長時間の作品を作成する際には重宝しそうなのがこのスマートトリミング。

Get the Flash Player to see the wordTube Media Player.

三菱のDVDレコーダに「見どころ再生」という機能が搭載されていますが、イメージとしてそれに近いですね。面白い部分のみを抽出するのですが、試してみたところ、どうやら被写体がしっかり映っている部分以外をカットしてくれたり、手ぶれやピンボケが酷い部分はカットしてくれるようです。

“撮りっぱなし撮影”にはかなり使えそうですね。

エフェクトマスキング

クリップの一部分にのみエフェクトを適用できるのがこの[エフェクトマスキング]。

Get the Flash Player to see the wordTube Media Player.

これまで、[クロップ]エフェクトと複数トラックを重ねていたのが右クリック一発でいけるのでちょっぴり便利になりましたね。

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【レビュー的な何か】Adobe Premiere Elements 8【まとめ】

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Premiere Elements 8 【まとめ】←今ココ

後ほどバージョンアップされて変わってくる可能性がありので、書いておきますが、このレビューは発売時のVer 8.0(ビルドM178)に基づいています。

可逆コーデックとの相性

これまで、自分は中間コーデックに可逆の『Huffyuv-mt』を使用してきましたが、以前のバージョンでもHuffyuvは若干Premiere Elementsと相性が悪いと言われていました。Premiere Elements 8でHuffyuv-mtを使用してみましたが、一段と相性が悪くなった印象があります。レンダリングがHuffyuv-mtを用いたクリップに達するとクラッシュすることが多く、試しに他のコーデックにしてみたところ、クラッシュしなくなりました。

これを基にUt Video Codecに変更してみましたが、入力・出力ともに安定するようになりました。Huffyuvを使って特定部分でのレンダリングでクラッシュするようならコーデックを変えてみると良いかもしれません。

フリーのエフェクト

以前のバージョンのPremiere ElementsではAfter Effects用のエフェクトの一部が使用でき、ググればフリーのものもありました。試しにPremiere Elements 8で『Pete’s Plugins』をインストールしてみましたが、どのエフェクトもクリックしたりプレビューすると…

PetesPlugins

こんなダイアログが出てクラッシュしてしまいます。

また、『アイマスMAD/PV制作TIPSまとめwiki』で公開されている『演算合成プラグイン』もPremiere Elements 8では動作しませんでした。Premiere Elementsで最も不便だと感じる部分を補ってくれるプラグインだっただけにかなり残念。

他は試せていませんが、もしかしたらエフェクトプラグインの仕様が変更になって以前のものは使えなくなっているのかもしれません。

最大の欠点

新機能が増えて複雑なことが簡単にできるようになったPremiere Elements 8ですが、決定的な欠点がある。

あり得ない位不安定…

正直なところ、これを商品として発売しているAdobeを疑いたくなる。自分の環境だけかと思いましたが、今月のビデオ SALONにレビューが掲載されていましたが、どうやら自分だけでは無いようです。

使用していると…

pre8_ng2

こんなのとか…

pre8_ng

こんなのが、頻繁に表示されクラッシュする。

対策としてできることは[自動保存]の間隔を短くすること位しかないですね。

このことについてAdobeに問い合わせてみましたが、初心者でも使いやすいように様々な機能の自動化しており、大量のリソース(メモリ)を消費を消費せざるを得ないらしく、Elementsシリーズの仕様で、ここがPremiere Proとの一番の違いとのことでした。

Premiere Elementsシリーズは昔からユーザーの間ではメモリ食いすぎとか言われているのに、さらにメモリ使用量を増やそうとするのはユーザーの声を取り入れていない証拠ではないでしょうか?Adobeさん、もっと努力してください…

どんな人にお勧めできるか

正直なところ、Premiere Elements 8は全く購入をお勧めできる品ではありません。

Adobe自体もそのことを認識しているのか、発売後に公式ページのおすすめ製品からPremiere Elements 8が消えました。(Photoshop Elements 8は残っている)

adobe_osusume

この価格帯の動画編集ソフトだと他はCanopusの『エディウス J』がありますが、機能的にはPremiere Elementsシリーズよりも劣ってしまうようです。

もし、動画編集ソフトを検討中なら、前バージョンの『Adobe Premiere Elements 7
の売れ残りを探すか、お値段は上がってしまいますが、今月Canopusから発売になったばかりの『EDIUS Neo 2 Booster』あたりがお勧めですね。Premiere Elements 8の購入を検討していたなら一度思いとどまって頂いて、Adobeのサイトでダウンロードできる体験版を試してみた方がよろしいかと。

Adobe 体験版ダウンロード
http://www.adobe.com/jp/downloads/

ちなみに、間違われないように書いておきますが、同時に登場したPhotoshop Elements 8の方はすごくいいソフトです!こっちは、写真を簡単にレタッチしたい方や、ペンタブレットで絵を書いてみたい方にお勧めできます。

2009/9/29 火曜日

高速可逆圧縮動画コーデック『IgCodec』リリース

商用利用も可能なフリーの高速可逆圧縮動画コーデック「IgCodec」 – GIGAZINE
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090928_igcodec/

IgCodec v 1.0.0 リリース – ZeroRemoteとか開発したIchiGekiのブログ。
http://xrowcc.blog.shinobi.jp/Entry/435/

動画の圧縮コーデックには「圧縮前の情報が完全に復元」できる『可逆圧縮コーデック』と「ある程度誤差が発生するが、圧縮前の情報がほぼ復元」できる『非可逆圧縮コーデック』がある。

『可逆圧縮コーデック』は圧縮・復元繰り返しても画質が劣化しないため動画編集の際に用いることが多いのだが、この可逆圧縮コーデックの一つである『ZeroCodec』がリニューアルされ『IgCodec』としてリリースされました。

一から作り直されたようで『ZeroCodec』よりも高速化されているようです。

自分は、Huffyuv-mtを使ってますが、ちょっと気になりますねぇ~。でも、比較レビューしてる暇が無いなぁ… 誰かやってくれ!(^^;)

2009/4/5 日曜日

huffyuv-mtとDV Codecを比較してみる

はいじん☆ちゃんねる >> DVStorm-RT + hunuaaでアナログキャプチャ
http://haizin.serveblog.net/?p=2567

DVStorm-RTとhunuaaCapを用いることでさまざまなコーデックが使用可能だと紹介しました。ここでは、可逆圧縮コーデック「huffyuv-mt」と非可逆圧縮コーデック「DV Codec」を使用し、比較を行ってみました。 (続きを読むなの…)

2009/4/4 土曜日

Canopus DVフォーマット検証

はいじん☆ちゃんねる >> DVStorm-RTの「セットアップ」から「キャプチャ」まで
http://haizin.serveblog.net/?p=2498

ひとつ前の記事ではCanopus DVStorm-RTでの「キャプチャ」までの手順を紹介しました。実は、その際に用いたCanopus DV Captureは出力するAVIファイルの動画コーデックが選択可能となっている。ここで、そこで選択可能な「Canopusフォーマット」と「MSフォーマット」の違いを検証してみました。 (続きを読むなの…)

2009/4/3 金曜日

DVStorm-RTの「セットアップ」から「キャプチャ」まで

DVStorm-RT

はいじん☆ちゃんねる >> DVStorm-RTを入手しました
http://haizin.serveblog.net/?p=2080

以前書いたDVStorm-RTの記事で「DVStorm-RTのキャプチャ方法を教えてほしい!」とのコメントを頂きましたので、紹介したいと思います。と言っても、自分もジャンクでゲットして来て自己流で構築した方法なので、正しい使い方はもっと詳しい人に聞いてください(^^;)

今回はWindows XP SP2でのセットアップ方法です。DVStrom-RTはVistaのサポートを行っていないようです。自分のDVStrom-RTはハードウェアMPEGエンコーダ「StormEncoder」が搭載されていません。搭載されている場合は何か別な操作が必要になるかもしれません。あと、お約束なので書いておきますが、自己責任でお願いします(笑)

(続きを読むなの…)

2009/3/18 水曜日

D4映像信号に対応したキャプチャカード登場

フルHD映像をMPEG-2で録画できるカード登場 – ASCII.jp
http://ascii.jp/elem/000/000/402/402058/

アイ・オーが1080i対応のキャプチャカードを投入 – ITmedia
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0903/17/news086.html

IO・DATAからD端子から1080iの映像のキャプチャができるPCIスロットキャプチャカード「GV-D4VR」が発表されました。

「GV-D4VR」はハードウェアMPEG-2エンコーダを搭載しており、最大ビットレートは79.2Mbps。最初に仕様を見た時は『なぜにH.264/AVCじゃなくて、MPEG-2?』と思いましたが、ビデオコーデックとしてのMPEG-2の規格上最大ビットレートは80Mbpsなので、MPEG-2限界まで出せるんですね。ただ、80Mbpsの再生にはそれなりのPCが必要になりそうですね。以前、BlogなMaterialisticAさんがMPEG-2での動画再生支援を検証してましたが、MPEG-2は高ビットレートではGPUの動画再生支援があまり期待できないようですので。

動画再生支援機能の効果を検証(NVIDIA編) – BlogなMaterialisticA
http://materialistica.livedoor.biz/archives/51388575.html

この手のキャプチャカードと言えば、アースソフトのPV4ですけど、去年の11月で生産が終了してました。IO・DATAのGV-D4VRは3万円前後となっているので、PV4みたいに入手困難!にはならないにしても売れるかもしれませんね。

2009/3/12 木曜日

WECPを64bit版Vistaにインストールしてみた

先日、GIGAZINEにこんな記事がありました。

ありとあらゆる再生用コーデックを一気にインストール、自動更新もできるフリーソフト「Windows Essentials Codec Pack」 – GIGAZINE
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090309_wecp/

これまで、自分は動画再生にはVista Codec Packageを使ってました。特に不満があるわけではないんですが、Windows Essentials Codec Packでは「自動更新」が可能であるとのことにつられて、OSの再インストールをついでに使ってみることに。

GPUの動画再生支援を利用するのに便利なMedia Player Classic – Homecinemaもインストールされますしね(^^)

インストール手順はGIGAZINEさんがかなり詳しく書いてあるので省略しますが、インストールの最後でこんなダイアログが出ました。

Windows Essencials Codec Pack 64bit

はい。インストールしたのはWindows Vista Ultimate 64bit版です。

再起動後に試しにWindows Media Player(32bit版)でMKVファイルを再生してみると問題なく再生できました。逆にWindows Media Player(64bit版)では再生できませんでした。

Windows用のコーデックは32bit版と64bit版があり、64bitアプリケーションでは64bit版のコーデックが必要になる。おそらく、このダイアログは「64bit版アプリケーションでは動作しませんよ~」っていう警告なんでしょうね。

自動更新機能が搭載されているので、常に最新版にアップデートされるのだろうと思ってましたが、自動更新実行後のMedia Player Classic – Homecinemaのバージョンは1.1.796.0でした。

mpchc

現在の最新版は1.2.908.0なので、必ずしも最新版にアップデートされるわけではないようですね。安定動作のためにあえて最新版ではないのかもしれませんけどね。

Media Player Classic – Homecinema
http://mpc-hc.sourceforge.net/

しばらく、使って行ってみますね(^^)

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