2010/10/20 水曜日

WesternDigitalから3TB/2.5TB HDDが正式発表

Filed under: コンピュータ関連,ハードウェア関連,日記,電気電子・情報関連 — ハイジんブルー @ 12:52:23

[新製品] Western Digital、容量3TBの「Caviar Green」(WD30EZRSDTL)出荷開始 – エルミタージュ秋葉原
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/201010/20_02.html

Western Digitalから単体3.5インチHDDとしては最大容量となる3TBの『WD30EZRSDTL』(WD30EZRS)および2.5TBの『WD25EZRSDTL』(WD25EZRS)が正式発表されました。

どちらも省電力志向の『WD Caviar Green』シリーズに属するモデルであり、回転数は『IntelliPower』に準拠する。3TBの大容量を実現するにあたり、750GBプラッタと4KiBのラージセクタ『Advanced Format Technology』を用いている。

Large Capacity Drives – Western Digital
http://www.wdc.com/jp/solutions/Greaterthan22.asp

実質、内臓向けHDDとしては初の2TB越えとなりますが、通称『2TBの壁』についてWestern Digitalが対応状況を掲載していました。現状としてはWindows XPでの使用は困難、Windows 7/Vista 32bit版ではセカンドドライブ限定、7/Vista 64bit版ではEFI環境ではブートドライブ可能、MacOSXでは問題なく使用可能といったところ。

(説明書PDF)2.5/3 TB Hard Drives SATA Host Bus Adapter Quick Install Guide
http://www.wdc.com/en/solutions/docs/2079-771087-802_screen.pdf

現在EFIに対応してるマザーボードはかなりレアな存在なので、Western DigitalはPCIe接続のSATAホストバスアダプタ(HBA)をセットにしている製品を用意している。レビューサイトによると付属HBAは『HighPoint Rocket 620』のようです。このHBAを用いず、たとえばIntel ICH10Rに直接つなぐと746.39GBまでしか認識しないこともあるようなので注意が動作環境は注意が必要になりそうですね。

2010/5/25 火曜日

WD20EARSの新リビジョンが登場

Western Digital quietly updates Caviar Green 2TB WD20EARS – VR-Zone
http://vr-zone.com/articles/western-digital-quietly-updates-caviar-green-2tb-wd20ears/9141.html

Western DigitalのCaviar Greenシリーズの2TBモデル『WD20EARS』ですが、マイナーチェンジした新リビジョンが登場したようです。

現在販売されている2TBモデルは型番が『WD20EARS-00Y5B1』または『WD20EARS-00S8B1』となっていますが、新たに登場したのは『WD20EARS-00J2GB0』となっており、外見もガラッと変更になったようです。裏面の基板も小さくなり、WD10EARSと同じ大きさに。

WD10EARS等と部品を共通化することで製造コストを下げているんでしょうかね?

2010/5/5 水曜日

X-bitの500GB HDD比較ベンチマーク

500 GB Hard Disk Drives Roundup – Xbit laboratories
http://www.xbitlabs.com/articles/storage/display/500gb-hdd-roundup.html

X-bit labsに恒例?のHDD比較ベンチマークが掲載されていました。(←もはや定型文)今回の対象は500GB 3.5インチHDD。

HGST

Deskstar 7K1000.C: HDS721050CLA362 (500GB/platter)

Samsung

EcoGreen F2: HD502HI (500GB/platter)
SpinPoint F3 : HD502HJ (500GB/platter)

Seagate

Barracuda LP: ST3500412AS (500GB/platter)
Barracuda 7200.11 : ST3500320AS (250GB/platter)
Barracuda 7200.12 : ST3500418AS (500GB/platter)

Western Digital

Caviar Black : WD5001AALS-00L3B2 (334GB/platter)
Caviar Blue : WD5000AAKS-00A7B2 (334GB/platter)
Caviar Blue : WD5000AAKS-00M9A0 (500GB/platter)
Caviar Blue : WD5000AAKS-00V1A0 (500GB/platter)
Caviar Green : WD5000AACS-00ZUB0 (250GB/platter)
Caviar Green : WD5000AADS-00S9B0 (500GB/platter)

今更500GB?と最初は思いましたが、異なる世代・回転数・プラッタでの比較には最適な容量ですね。

それにしても、SpinPoint F3はやはり速いですねぇ… 消費電力は… あれっ?意外にも回転数が高いBarracuda LPが低い?!

2010/4/21 水曜日

X-bitのHDD比較ベンチマーク 今回は1TBと2TB

Roundup: New Hard Disk Drives with 1 TB and 2 TB Storage Capacities – Xbit laboratories
http://www.xbitlabs.com/articles/storage/display/1tb-2tb-roundup-2.html

X-bit labsに新たなHDD比較ベンチマークが掲載されていました。今回の対象は1TBと2TBの3.5インチHDD。比較対象は…

HGST

Deskstar 7K1000.C: HDS721010CLA332, 1 TB(500GB/platter)

Samsung

EcoGreen F3: HD203WI, 2 TB(500GB/platter)

Seagate

Barracuda LP: ST32000542AS, 2 TB(500GB/platter)
Barracuda XT: ST32000641AS, 2 TB(500GB/platter)
Constellation ES: ST31000524NS, 1 TB(500GB/platter)

Western Digital

Caviar Black: WD1002FAEX-00Z3A0, 1 TB(500GB/platter)
Caviar Black: WD1001FALS-00J7B0, 1 TB (334GB/platter)
Caviar Black: WD1001FALS-00E8B0, 1 TB(334GB/platter)
Caviar Black: WD1001FALS-00E3A0, 1 TB(500GB/platter?)
Caviar Green: WD20EARS-00S8B1, 2 TB(500GB/platter)

前回の1TB比較ではSeagateが比較されておらず、(´・ω・`)ショボーンとなっていましたが、今回はSeagateのニアライン向けConstellation ESまで登場。Constellation ESシリーズのベンチマークは初では?Western DigitalのWD1001FALSはプラッタ容量違いなどのサブシリーズ3モデルまで比較しています。

結果で一つ謎なのが、Western DigitalのWD20EARSのアイドル消費電力がやたらと高いこと。WD1001FALS-00E3A0もそうですが、5Vラインでの消費が高いんですよね。コントローラ等に何か秘密があるのか?

2010/3/10 水曜日

X-bit恒例(?)の3.5インチHDDベンチマーク 今回は1TB

Terabyte Hard Disk Drives Roundup: Round Three – X-bit laboratories
http://www.xbitlabs.com/articles/storage/display/1tb-hdd-roundup-3.html

X-bit恒例(?)の3.5インチHDD比較ベンチマークが新たに掲載されていました。今回の対象は1TBモデル。1TBモデルは今回で3回目。前回は334GBプラッタがメインでしたが、1年が経過し、メインは500GBプラッタに移行。今回登場するのは…

HGST

Deskstar 7K1000.B : HDT721010SLA360 (334GB/platter)
Deskstar 7K1000.C : HDS721010CLA332 (500GB/platter)

Samsung

SpinPoint F1 : HD103UJ (334GB/platter)
EcoGreen F2 : HD103SI (500GB/platter)
SpinPoint F3 : HD103SJ (500GB/platter)

Western Digital

Caviar Black : WD1001FALS-00J7B0 (334GB/platter)
Caviar Black : WD1001FALS-00E8B0 (334GB/platter)
Caviar Green : WD10EADS-00M2B0 (500GB/platter)
Caviar Green : WD10EADS-00P8B0 (500GB/platter)
Caviar Green : WD10EARS-00Y5B1 (500GB/platter)

Western DigitalからはAdvanced Formatに対応したWD10EARSも登場。

さらに、実在しないのでは?と噂されている『WD10EADS-00P8B0』も登場。Western DigitalがCaviar Greenの5,000rpmモデルと言うのを以前発表していた記憶がありますが、これのことだったのでしょうか?(当時は約5000rpmと言う意味だと解釈してましたが…)

って、あれっ?Seagateは?(´・ω・`)ショボーン

2010/2/16 火曜日

Linuxで4KセクタHDDの使用方法

Linux Not Fully Prepared for 4096-Byte Sector Hard Drives – OS news
http://www.osnews.com/story/22872/Linux_Not_Fully_Prepared_for_4096-Byte_Sector_Hard_Drives

自分もLinuxは使ってますが、勉強不足で正直なところLinuxのファイルシステム関連はちゃんと理解していません。詳しい解説はできませんが、困っている方がいるかもしれませんので、紹介しておきます。

Western Digitalが最近発売したHDDで『Advanced Format Architecture』という名称で4KiBセクタを採用していますが、Windows XP以前においてセクタ開始位置がズレるためパフォーマンス低下が指摘されている。Western Digitalのよると「LinuxやMacOSX」ではこの低下は発生しないとのことでしたが、実際にはLinuxにおいて低下することが確認されているようです。

OS newsの記事では、Gentoo(2.6.31)上でWD Caviar Greenを用いてパフォーマンスを検証している。今のところ、完全な解決策はなく、Ubuntuの『parted』で利用できるオプション『–align optimal』でも不完全とか。

そのほか色々と書かれていますが、熟練したLinuxユーザーの方は自分よりも英語の経験値は高いと思いますので、詳しくは上記記事を参照してください。

2010/2/3 水曜日

WD以外のメーカーもまもなく4KiBセクタへ移行する

All new hard drives will be “4k advanced format” – bit-tech.net
http://www.bit-tech.net/news/hardware/2010/02/02/all-new-hard-drives-will-be-4k-advanced-for/

去年の12月中旬に発売になったWestern Digitalの『WDxxEARS』シリーズ。これまでのHDDでは512Byteセクタを採用していましたが、この『WDxxEARS』シリーズは4KiBセクタを採用していることで話題となりました。

セクタサイズを拡張し、4KiBとすることでエラー訂正や利用効率の向上といった利点がある。(詳細は以前掲載した記事を参照してください)

はいじん☆ちゃんねる >> Advanced Format Architectureの意義
http://haizin.serveblog.net/?p=6098

今のところ、この4KiBセクタを採用しているのはWestern Digitalの『WDxxEARS』シリーズだけですが、bit-tech.netによると、他社もまもなく移行を開始するとか。この情報の出所が不明瞭で、HDDの標準化を行っているIDEMAの発表していた2011年前半よりもちょっと早いのが気になるところですが、もしかしたら早まるのかもしれませんね。

Big Sector – IDEMA
http://www.idema.org/_smartsite/external/bigsector/index.php

ちなみに、WD10EARSが発売になったときに『Advanced Format Architecture』と言う名称が出ていましたが、IDEMAの資料を見たところ、特に4KiBセクタの規格に対する正式な名称は決まってないようで、『Big Sector』『Large Sector』『4KB Sector』とバラバラな表記になっていました。『Advance Format Architecture』はWestern Digitalが独自につけた名称なんでしょうかね?

2010/1/12 火曜日

大容量2TB HDD比較ベンチマーク

2 TB Hard Disk Drives: Now at 7,200 RPM – X-bit laboratories
http://www.xbitlabs.com/articles/storage/display/2tb-7200rpm.html

定番?X-bitの新しいHDD比較ベンチマークが掲載されていました。

今回は2TBモデル!比較対象は…

  • Hitachi Deskstar 7K2000: HDS722020ALA330
  • Seagate Barracuda LP: ST32000542AS
  • Seagate Barracuda XT: ST32000641AS
  • Western Digital Caviar Green: WD20EADS-00R6B0
  • Western Digital Caviar Black: WD2001FASS-00U0B0
  • Western Digital RE4: WD2003FYYS-01T8B0

前回の3.5インチの大容量対決は2009年8月に掲載されていましたが、当時は2TBモデルはST32000542AS、WD20EADS、WD20EVDS、WD2002FYPSの5,000rpm台のみでしたが、今回は新たに7,200rpmの『Deskstar 7K2000』『Barracuda XT』『Caviar Black』シリーズも登場。まさに頂上決選。

さらにBarracuda XTはSATA 6Gbpsでの性能を検証するためASUSの『PCIE GEN2 SATA6G』でもベンチマークが行われています。

大容量かつ高速なストレージをお探しでしたら参考にしてみてはいかがでしょうか?

2010/1/9 土曜日

WD20EARS発売開始 WD8000AARSも近々登場?

「WD20EARS」発売! キャッシュ64MBのWesternDigital製2TB、約1.9万円 – アキバ総研
http://akiba.kakaku.com/pc/1001/08/230000.php

すでに1TBモデルの『WD10EARS』と1.5TBモデルの『WD15EARS』が発売になってますが、新たにWestern DigitalのCaviar Green シリーズのキャッシュ容量64MB版に2TBモデル『WD20EARS』が発売になったようです。

(データシートPDF)WD Caviar Green – Western Digital
http://www.wdc.com/wdproducts/library/SpecSheet/ENG/2879-701229.pdf

先月、WD15EARSが発売になった際には公式データシートにはWD10EARSのみが掲載されていましたが、現在は更新されており、WD15EARS、WD20EARSが追加されていました。いずれもキャッシュ容量が倍増している以外は『EADS』モデルと仕様は変わらない。

また、まだ発売されていないモデル『WD8000AARS』と『WD6400AARS』の情報も掲載されていました。共に型番に『R』が含まれていることからわかるようにキャッシュ容量が64MBとなっている。

『WD8000AARS』は3.5インチHDDとしては珍しい容量800GB。消費電力等から推定すると2プラッタモデルのようですが、サステイン転送が他の500GBプラッタ採用モデルと等しいことから500GBプラッタでしょうか?

なお、Windows XP以前のOSにおいてパフォーマンスが低下する可能性があるとされている『Advanced Formatting』ですが、新データシートからはこれに関する記述が増えており、それによると『EARS』モデルの他に『AARS』モデルにおいても採用されているようです。購入時には注意。

~関連記事~

はいじん☆ちゃんねる >> Advanced Format Architectureの意義
http://haizin.serveblog.net/?p=6098

2009/12/21 月曜日

Advanced Format Architectureの意義

Western Digital’s Advanced Format: The 4K Sector Transition Begins – AnandTech
http://www.anandtech.com/storage/showdoc.aspx?i=3691

AnandTechにWestern Digitalとの取材で得たAdvanced Formatアーキテクチャ関連情報が掲載されていました。

Western Digitalに限らず、他のHDDメーカーもセクタサイズを4KiB※へ移行するようですので、その意義についてAnandTechの記事を参考にちょっと調べてみました。

※今回はHDD関連ですのでkB(1kB=1000Byte)を使用すると紛らわしいのでKiB(1KiB=1024Byte)表記に統一しました。

プラッタの高密度化によるエラー発生率上昇

通常1つのセクタには1つのファイルしか格納できず、現在と比べるとファイルサイズが小さかった1990年代はこれまでのHDDが採用した512Byteセクタがバランスが良かった。

しかし、現在の記録するファイルのサイズが増大し、さらにHDDはプラッタの密度が上昇し、それに伴いプラッタ上に記録される磁気の信号に対するノイズの割合(S/N比)が減少している。

SNR

(引用:http://www.anandtech.com/storage/showdoc.aspx?i=3691)

信号なのかノイズなのかを見分けることが難しくなるため、エラーを防ぐためエラー訂正符号(ECC)を添付するが、S/N比が小さくなればなるほど長いECCが必要となってくる。そのため、現在の高密度プラッタではECCが占める割合が増えてきている。

このまま高密度化を進めていくといずれ実データとECCの量が同じなってしまい、さらに高密度記録が難しくなってしまう。

ECCの効率的な符号化

現在のHDDのECCにどのような符号が使われているのかはわかりませんが、HDDのECCはデータサイズが大きくなるほど効率が高くならしい。つまり、セクタサイズを大きくすることでECCの占める割合を減らすことができる。

※磁気記憶媒体には効率は悪いが高速処理可能な『ファイヤ符号(fire code ECC correction)』を使用していると習ったが今も使っているかは知らない… 知ってたら教えて(^^;)

hgst_eccsectorsize

(引用:WinHEC2005 HGST発表資料より)

例えば、セクタサイズが512Byteであれば40ByteのECCが必要であるとすると、8倍である4096Byteのセクタではこれが100Byteで済む。

何故に4KiB?

データサイズを長くすればするほど効率が向上するなら、4KiBと言わずもっと長くすればいいのに!と思いますが、4KiBというのもワケあり。

多くのPCで用いられているx86アーキテクチャはメモリを4KiB単位でページし記憶している。また、Windowsで用いらているNTFS、LinuxのEXT3、MacOSのHFS+のファイルシステムはいずれも現在はデフォルトでのクラスタサイズが4KiBとなっている。これらとセクタサイズを統一することでより利用効率の向上を図っているわけである。

まとめ

調べてみると、4KiBセクタへの移行準備が始まったのは1990年代後半。BIOSでの対応、OSでの対応などを経て、今年ようやくHDD側が対応。高い信頼性を保ちながら高密度化を進めていくために4KiBセクタが徐々に標準になって行きそうですね。

参考文献等(AnandTech以外)

(PDF) Sample Title Goes In This Space – IDEMA
http://www.idema.org/_smartsite/modules/local/data_file/show_file.php?cmd=download&data_file_id=1699

(PDF) Hard Disk Drive Long Data Sector White Paper – IDEMA Japan
http://www.idema.gr.jp/technical/white/6_13_07.pdf

(PDF) Advanced Format Technology – Western Digital
http://www.wdc.com/wdproducts/library/whitepapers/en/2579-771430-A00.pdf

(DOC) 4K Byte-Sector HDD-Data Format Standard
http://www.idema.org/_smartsite/modules/local/data_file/show_file.php?cmd=download&data_file_id=1259

今井秀樹(1984) 『情報理論』 昭晃堂 ISBN4-7856-1139-1

これまでのAdvanced Format Architecture関連記事

はいじん☆ちゃんねる >> 【注意!】WD10EARSは特殊な物理フォーマットを採用
http://haizin.serveblog.net/?p=5953

はいじん☆ちゃんねる >> 64MB版のCaviar Green WD15EARSが発売
http://haizin.serveblog.net/?p=6086

はいじん☆ちゃんねる >> WD10EARSの比較ベンチマーク
http://haizin.serveblog.net/?p=6092

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