2010/3/9 火曜日

仮想化環境における10Gbit Ethernetベンチマーク

10Gbit Ethernet: Killing Another Bottleneck? – AnandTech
http://it.anandtech.com/IT/showdoc.aspx?i=3759

対応するハブやNICが低価格化して、現在普及してきている『1000Base-T』。最大1Gbpsの通信が可能なGigabit Ethernet(GbE)の規格のひとつですが、さらに10倍の帯域を持つ10Gbit Ethernet(10GbE)というものが存在する。

すでに、銅線(Cat6e等)を用いるNICが去年市販されていますが、高価であるためまだ目にすることはほとんど無い。また、消費電力が非常に大きく、GbEで1ポートが消費する電力0.5Wに対し、10GbEでは15Wも消費する。Broadcomが4Wというものを開発したようですが、それでもまだまだ高い。

確かの高速な通信が可能なのは良いことなのですが、こんなの何に活用できるのかと思ってましたが、どうやら多コアCPUによる仮想化が進むと非常に重要になってくるようです。

たとえばサーバー上で40個のOSを仮想化により実行していたとする。GbEを4ポート共有していたとすると、各OSでは実質100Base-TX程度の帯域しか得ることができないことになってしまう。これでは世代遅れのサーバーで実行しているのと変わらないことになってしまうため、より広い帯域の10GbEが必要になるようです。

AnandTechでは10GbEとGbEの比較を行っていますが、その際に仮想化マシン数(VM)を1、4、8と変化させて検証。1 VMではGbEの性能もフルに使えていませんが、4 VMではGbEを大きく上回る性能を発揮。仮想化環境において10GbEの効果があることがわかる。

GbEも出た当時は消費電力は大きいし、高かったので普及に時間がかかりましたが、いずれは10GbEが当たり前になるんでしょうかねぇ~。

2009/11/22 日曜日

1TB/sを実現する超高速SSDストレージ

Filed under: コンピュータ関連,ハードウェア関連,日記,電気電子・情報関連 — ハイジんブルー @ 15:30:03

Fusion-io Achieves One Terabyte per Second Sustained Bandwidth – NordicHardware
http://www.nordichardware.com/news,10272.html

以前、Texas Memory Systemsから2Uラックマウント型のSSD「RamSan 6200」が20台構成で60Gbpsの最大スループットを得られると発表していましたが、今度はFusion-i0から似たような製品(というよりソリューション?)が発表されてたようです。

Fusion-ioのPCI Express 2.0 ×16接続のSSD「ioDrive Octal」は800,000IOPSの性能を持っており、最大スループットは6GB/s。

単体でも高速ですが、サーバ間通信に用いられているQDR(Quad Data Rate) Infinibandを用いることで非常に高速なストレージが構築でき、これまで1TB/sのHDDストレージでは792台(132ラック)のサーバと55,440台のHDDが必要でしたが、ioDrive Octalを用いることでこれをサーバー220台(6ラック)にまとめることが可能に。

直接的にお世話になることはなさそうですが、市販のPCI Express接続SSDの10倍近い帯域があるとは…

(データシート PDF)ioDrive Octal Delivers 1TB/s Bandwidth – Fusion-io
http://www.fusionio.com/load/media-docsProduct/kcb62o/Octal-Study.pdf

2009/11/18 水曜日

10GBASE-Tに対応するLANカードが発売

RJ-45対応の10GbpsLANカードが店頭発売、動作デモも実施 – AKIBA PC Hotline!
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20091121/etc_intellan.html

現在PC間の接続で多く使用されているのは100BASE-TXや1000BASE-Tですが、これらの次世代規格となる10GBASE-Tに対応するIntelのPCI Express x8接続LANカード「10 Gigabit AT2 Server Adapter」が発売になったようです。

10GBASE-T対応を謳うEnhanced Category 6、Augmented Category 6、Category 7などのケーブルは数年前から発売されていますが、実際にデバイスが市販されたのはおそらく初。

驚いたのが、実効転送レート。CrystalDiskMarkにてネットワーク越しのRAID SSDにアクセスし、計測していますが、シーケンシャルリードが210MB/sでシーケンシャルライトは367.3MB/s!なんと、SATA 3Gbpsを上回っている!

市販のPCで利用できるのはHUBの価格がこなれてからでしょうから、まだまだ先でしょうけど、このスピードが利用できるようになるのは楽しみですねぇ。

Fusion-ioのPCIe接続SSD 『ioXtreme』

Fusion-io ioXtreme PCI Express SSD Review – HotHardware.com
http://hothardware.com/Articles/Fusionio-ioXtreme-PCI-Express-SSD-Review/

今年の6月に発表されたFusion-ioのPCI Express 1.1 x4接続のSSD 『ioXtreme』。その『ioXtreme』のベンチマークがありました。

『ioXtreme』は単体で公称700MB/sでのリードが可能とのことですが、別なボード『ioXtreme Pro』を複数枚組み合わせることでPCI ExpressをまたぐRAID0の構築が可能で、「ioXtreme + ioXtreme Pro」の構成では1.4GB/s、「ioXtreme + ioXtreme Pro×2枚」の構成では2.1GB/sでのリードが可能とか。

実際のベンチマークでは『ioXtreme』、『ioXtreme Pro』ともに単体で700MB/s超え。「ioXtreme + ioXtreme Pro」構成では1348MB/s。ただでさえ高いPCI Express接続SSDを複数枚という発想はありませんでしたが、こういうことも可能なんですね。

高速な読み取りが可能で外部電源が不要な『ioXtreme』ですが、欠点はOSのブートに対応していないことと容量が80GBと小さいこと。OSブートができないのは残念ですねぇ。

2009/11/17 火曜日

Gigabyte とASUSのマザーにてSATA 6Gbpsレビュー

Investigating SATA 6Gbps Performance – bit-tech.net
http://www.bit-tech.net/hardware/storage/2009/11/16/investigating-sata-6gbps-performance/

先週、一気に発売になったSATA 6Gbps対応製品ですが、そのひとつであるGigabyteのマザーボードGA-P55A-UD6とASUSのP7P55D PremiumにてSATA 6Gbpsのレビューを行っている記事がありました。検証に用いるストレージはもちろんSeagateのBarracuda XT 『ST32000641AS』。

まぁ、Barracuda XTのベンチマーク自体は日本でも多くの方が公開していますのでそれほど珍しくは無いですが、発売前からSATA 6Gbpsのコントローラチップの接続方式の違いで注目されていたGigabyteとASUSのマザーボードの実際の動作について書かれていました。

ASUSの方はIntel P55からのPCI Express 1.1 x1 (250MB/s)を2系統(500MB/s)ブリッジチップPEX PLX8613』でPCI Express 2.0 x1 (500MB/s)に変換することでボトルネックを防いでいる。

同じくASUSから発売になったSATA 6Gbps増設ボード『PCIE GEN2 SATA6G』ではPCI Express 1.1 x4 (1000MB/s)でしたのでちょっと異なるようですね。(もしかしたら実際には2レーンしか使ってないのか?)

Gigabyteの方はと言うと、Intel P55からのPCI Express 1.1 x1 (250MB/s)とCPU (LGA1156)からのPCI Express 2.0を必要に応じて自動的に切り替えるようになっているようですね。SATA端子にSATA 6Gbps対応製品が接続されるとPCI Express 2.0に切り替えることでボトルネックを解消。ただし、GPU用のPCI Express 2.0 x16スロットの帯域はx8に制限されてしまうようです。切り替えはOSが起動中には行えず、Hotplugには対応していなく、再起動が必要のようです。

同じような製品でも考え方が異なるのは面白いですねぇ。

2009/11/14 土曜日

ASUS「U3S6」とBarracuda XTのレビュー記事

Serial ATA 6GbpsのHDDをASUSの「U3S6」で検証 – 日経PC online
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20091114/1020457/

日経PC onlineに初のSATA 6Gbps接続HDDであるSeagate Barracuda XT 『ST32000641AS』をASUSのSATA 6Gbps + USB 3.0インターフェースボード『U3S6』に接続して使用するレビューが掲載されていました。

やはり、現行のHDDだとそれほどSATA 6Gbpsの性能は活用できないようで、SATA 3Gbpsでの接続とほとんど差がありませんねぇ。Western DigitalのWD RE4の2TBモデル『WD2003FYYS』との比較ではシーケンシャル読み書きはWD RE4が優勢ですが、ランダム読み書きはBarracuda XTの方が速いようです。

他にU3S6でのUSB 3.0の性能もベンチマークしていました。ラトックのUSB 3.0ボードと違い、PCI Express 1.1でも性能が発揮できるのは良いですねぇ。まぁ、PCI Express x4以上のスロットが余っているかが問題ですけどね(^^;)

USB3.0 / SATA 6Gbps対応機器続々発売

まるでタイミングを合わせたかのようにUSB 3.0とSATA 6Gbpsに対応した製品が一斉に発売されましたねぇ。

Gigabyte、USB3.0とSATA3.0対応の「P55」マザーが5モデル – ASCII.jp
http://ascii.jp/elem/000/000/475/475356/

ASUSTeKからもUSB3.0+SATA3.0対応の「P55」マザーが登場 – ASCII.jp
http://ascii.jp/elem/000/000/475/475712/

GigabyteとASUSからは両規格のコントローラを新たに搭載したマザーボードが発売。いずれも、以前から発売になっているIntel P55モデルに新たにUSB 3.0とSATA 6Gbpsのコントローラチップを搭載した以外は基本的には前モデルと同じようです。(PCIスロットの数が変わったりと微妙な違いもあるようですが)

GigabyteもASUSのどちらもUSB 3.0コントローラチップにはNECの「μPD720200」、SATA 6GbpsにはMarvell 「88SE9123」を使用。

GigabyteのマザーボードにはUSB PowerBoostという機能が搭載されており、USB 2.0では1500mA、USB 3.0では2700mAの電源供給が可能になっている。USB 2.0の規格上は500mA、USB 3.0では900mAとなっているため、それぞれ3倍近い出力が可能となっている。個人的には低品質なUSBケーブルに1.5Aもの電流を流して発火しないかが心配ですが…

ブリッジチップで高速化する6Gbps SATAカードなどが発売 – AKIBA PC Hotline!
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20091114/etc_asus.html

ASUSからはUSB 3.0とSATA 6Gbpsの両方に対応するPCI Express x4接続のインターフェースボード『U3S6』とSATA 6Gbpsだけの『PCIE GEN2 SATA6G』が発売。先日紹介しましたが、このボードはPCI Express 1.1の帯域不足によるボトルネックを解消するためPLX Technology Inc.のPCI Expressブリッジチップ『PLX PEX8613』を搭載している。

USB 3.0とSerial ATA 6Gb/sに対応するマザーボードおよびインターフェースカードを発表 – ASUS
http://www.asus.co.jp/news_show.aspx?id=16975

ブリッジチップについてはASUSのニュースリリースにわかりやすく説明が書かれていました。

ASUSの発表では動作確認マザーボードはASUSTek製のみでしたが、ASUS以外のマザーボード使用可能かが気になりますねぇ。

初のUSB3.0対応外付けHDDがバッファローから登場! – ASCII.jp
http://ascii.jp/elem/000/000/475/475580/

周辺機器としてはバッファローからはUSB 3.0に対応した外付けHDDが発売。同時にUSB 3.0に対応したPCI Express 2.0 x1接続のインタフェースボード『IFC-PCIE2U3』も発売。玄人思考ブランドからもおそらく同じもの(?)と思われる『USB3.0N-PCIe』が発売。

先日ラトックからも同様の製品が発売されていますが、今回発売されたバッファロー(玄人思考)のものもPCI Express 2.0じゃないと性能を発揮できないのは要注意!

ちなみに、USB 3.0へのバスパワー電源用に電源供給用端子が搭載されていますが、ラトックのものはシリアルATA電源コネクタ (15ピン)したが、バッファローはFDD電源コネクタ (小4ピン)を採用。余っている端子でどちらにするかを選ぶと良いかもしれませんね。(注:追記参照)

6Gbpsに対応したSeagate製2TB HDDの販売がスタート! – ASCII.jp
http://ascii.jp/elem/000/000/475/475510/

Seagateからは初のSATA 6Gbps対応HDDとなるBarracuda XTの2TBモデル『ST32000641AS』が発売。先日ベンチマーク記事がありましたが、正直なところHDDではまだSATA 6Gbpsの性能を発揮できませんからねぇ。Western DigitalのCaviar Black『WD2001FASS』にするか悩むところでしょうねぇ…

追記 : 2009/11/14 16:20

【USB3.0】IFC-PCIE2U3カードファーストインプレのようなものです。 – 伝道師日記
http://ameblo.jp/dendoshi/entry-10388113251.html

伝道師日記さんにバッファローのUSB 3.0インターフェースカード『IFC-PCIE2U3』のレビューが掲載されていますが、どうやら、(シリアルATA電源コネクタ)→(FDD電源コネクタ)の変換ケーブルが付属しているようです。

2009/10/31 土曜日

ラトックのUSB 3.0機器レビュー記事

確かに速い、ラトックシステムのUSB 3.0機器を検証 – 日経PC online
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20091030/1020031/

日経PC onlineに10月26日にラトックシステムから発表されたUSB 3.0規格対応製品のレビューが掲載されていました。

USB 3.0は物理層レベルでPCI Express 2.0に合わせてあるため、最大性能を発揮するためにはPCI Express 2.0 ×1での接続が必須となる。そこで、ラトックのUSB 3.0製品は「PCIe Link Speed Check Utility」というユーティリティーが付属していて、これをもちいることでPCI Express 2.0の対応の有無が確認できるようになっているようです。PCI Express 2.0は大抵のマザーボードで一つしか無いので、このユーティリティーは性能が発揮されない際の検証に使えそうですねぇ。

USB 3.0を用いたベンチマークですが、SSDを接続するとさすがに、SATA 3Gbpsで直接つないだ方が速いようですが、HDDならSATA 3Gbpsでの接続と同程度の性能が発揮できるようですね。外付けHDDには良さそうですねぇ。

ASUSのUSB3.0+SATA 6Gbps増設ボード

Filed under: コンピュータ関連,ハードウェア関連,日記,電気電子・情報関連 — ハイジんブルー @ 19:45:57

An Early Look at Asus USB 3.0 and SATA 6.0 Expansion Card – Expreview
http://en.expreview.com/2009/10/31/an-early-look-at-asus-usb-30-and-sata-60-expansion-card.html

ASUSからUSB 3.0とSATA 6Gbpsの両方を1枚で増設できるPCI-Express×4ボード『U3S6』が登場するようですね。

使用されているコントローラが、USB 3.0が『NEC μPD720200』、SATA 6Gbpsが『Marvell 88SE9123』でPCI-Expressブリッジが『PLX PEX8613』になっているところをみると、昨日紹介したASUSのSATA 6Gbps対応マザーボード『P7P55D Premium』の新機能部分を1枚のPCI-Expressボードにまとめたって感じですねぇ。

ASUS、USB 3.0/ SATA 6Gbps対応の「P55」マザーと拡張カード – マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/10/30/028/index.html

ちなみに、マイコミジャーナルにこの『U3S6』がちょこっと紹介されていますが、こちらではSATA 6Gbps機能が搭載されていないP7P55Dシリーズ向けの製品となってますねぇ。他のマザーボードでも使用できるかが気になりますなぁ。

2009/10/30 金曜日

SATA 6Gbps対応HDDのベンチマーク記事

Seagate Barracuda XT 2TB: SATA 6Gb/s Performance Preview – AnandTech
http://www.anandtech.com/storage/showdoc.aspx?i=3668

SATA 6G 6.0 Gb/s Performance Preview – Seagate XT drive tested – PC Perspective
http://www.pcper.com/article.php?aid=807

最新SATA規格『SATA 6Gbps (SerialATA Revision3.0)』に対応した初のHDDであるSeagateのBarracuda XTのベンチマーク記事がありました。

いずれもASUSのSATA 6Gbps対応マザーボード『P7P55D Premium』を用いて検証。さすがに、SSDと違ってHDDではそれほどSATA 6Gbpsにすることによる効果は無いようで、ベンチマークの結果はWestern DigitalのCaviar Black『WD2001FASS』と対して変わりませんねぇ。

ただし、バースト転送レートは桁違いに!2GB/s前後の値が示されていますが、これはHDDの性能ではなく、マザーボード側のSATA 6Gbpsコントローラ『Marvell 88SE9123』がシステムメモリの一部をキャッシュとして利用する機能が搭載されたためだとか。Marvell 9123の最新デバイスドライバ「revision 1027」から利用できるようで、古い「revision 1008」を用いるとバースト転送は250MB/s程度に。まぁ、SATA 3Gbpsよりちょっぴり早いってとこですかねぇ。

ちなみに、これらの記事を読んで初めてしりましたが、同じMarvell製SATA 6Gbpsコントローラを採用する予定のASUS、GIGABYTEのマザーボードでもチップセット『Intel P55』との間の接続の仕方がそれぞれ異なるんですねぇ。

ASUSの『P7P55D Premium』はIntel P55からPCI Express 1.0 x4(1GB/s)でいったんブリッジチップ『PEX PLX8613』でPCI Express 2.0 x1(500MB/s)に変換してMarvell 9123に接続。

対するGIGABYTEの『P55A-xxx』はIntel P55から直接PCI Express 2.0 x8(2GB/s)で接続されているとか。ただし、このままだとPCI Expressのレーン数を占有してしまい、複数グラフィックボードを用いるSLIやCrossFire Xが利用できなくなってしまうため、BIOSにおいてSATA 6GbpsのEnable/Disable設定が可能になっているとか。

GIGABYTEの方がSATA 6Gbpsの帯域がフルに使えるので良さそうですけどねぇ。

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