2011/4/28 木曜日

【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【目次】

『Intel Rapid Storage Technology』というタイトルにしましたが、ぶっちゃけ今回はRAID0の構成変更(マイグレーション)がメインで、他の説明は何もありませんよ~。

ST3500413(8)AS×3 RAID0構築

先日『ST3500413AS』を購入した際に、RAID0の増設用として単体での【レビュー的な何か】を掲載しましたが、今回はそのRAID編です。

RAIDについてはここで説明しませんので、ご存じない方は他のサイトの解説をご覧あれ。

RAID – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/RAID

すでにST3500418ASを2台用いたRAID0アレイを構築済みですので、そのRAIDアレイにST3500413ASを追加します。ここでは、その追加方法と追加後のベンチマークを紹介していきます。

~目次~

  1. ディスク追加編
  2. 容量拡張編
  3. CrystalDiskMark編
  4. まとめ

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【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【ディスク追加編】

~目次~

【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【目次】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【ディスク追加編】←今ココ
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【容量拡張編】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【CrystalDiskMark編】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【まとめ】

まず、初めに何がしたいかを確認!

これまで『ST3500418AS』(500GB)を2台用いた状態でRAID0(ストライピング)を構築していました。この状態だと合計容量は1TBになるんですが、容量がいっぱいになってしまった上により高速転送できる環境が欲しくなったのでHDDを追加して容量増加・高速化をすることにしました。

一般的にはRAID構成時に用いるHDDは同じメーカーの同じ型番を用いることが推奨されていますので、すでにRAID構成に用いている『ST3500418AS』を追加するのが最もいいのですが、今回は『ST3500418AS』の後継モデル『ST3500413AS』を追加してみました。『ST3500413AS』はインターフェースがSATA 6Gbpsに進化した以外はキャッシュ容量や回転数、プラッタ容量等が『ST3500418AS』と全く同じなのでおそらく問題ないだろうと判断しました。

『ST3500418AS』については…
http://haizin.serveblog.net/?p=8153

『ST3500413AS』については…
http://haizin.serveblog.net/?p=3870

をご覧あれ。

RAIDを構築するコントローラはマザーボード上の『Intel ICH10R』を使用。

はいじん☆ちゃんねる >> 【レビュー的な何か】ST3500418ASでRAID0【構築編】
http://haizin.serveblog.net/?p=4128

構築については以前書きましたので、今回はドライブ増設について書きます。なお、構築時のIntelのソフトウェアは『Intel Matrix Storage Console』という名称でしたが、現在は『Intel Rapid Storage Technology』に変わりました。操作方法も若干変わってますが、どちらもウィザード形式でわかりやすいと思います。

Intel Rapid Storage Technologyでのディスク追加

まず、新たに追加するHDDを接続した状態で『Intel Rapid Storage Technology』を起動します。

起動はタスクトレーの『Intel Rapid Storage Technology』のアイコンから[アプリケーションを開く]を選ぶことで可能です。

起動するとこんな画面が出て右側に各SATAポートの状態が表示されます。

今回は現在のRAID0アレイ『Array_0000』に『内部ディスク 466GB』を追加する。

画面上部の[管理(M)]をクリックして管理画面へ

右の『ストレージ システム ビュー』からHDDをつかするアレイを選択すると、左の『ボリュームの管理』にディスクの追加]が表示されるので、それをクリックする。

すると、追加可能なディスクの一覧が表示されるので追加するものを選択します。今回はPort3に接続されているHDDを選択。選択後、[ディスクの追加]をクリックする。

ちなみに、ここで選択したHDDの中身は[ディスクの追加]をクリックするとすべて削除されて復元が不可能になります。[ディスクの追加]をクリックする前によく確認するようにしてください。

[ディスクの追加]をクリックするとすぐにデータ移行作業が開始され、タスクトレーにバルーンが表示される。

データ移行作業の進行具合は『ボリュームの管理』に表示される。

驚きだったのが、データ移行中でもRAIDアレイには普通にアクセス可能だったこと。アクセス可能とはいえ、移行に失敗したりすると怖いのであまりアクセスしない方が良さそうですけどね。

あとは、ひたすら待つだけ…

今回の構成ではデータ移行作業には3時間52分要しました。移行は寝てる間に行うとかした方が良さそうですね。

移行作業完了は開始時と同じく、タスクトレーのバルーンで知らされて…

バッチリ、3台構成の1.5GB RAID0アレイになりました。

【容量拡張編】

【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【容量拡張編】

~目次~

【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【目次】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【ディスク追加編】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【容量拡張編】←今ココ
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【CrystalDiskMark編】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【まとめ】

【ディスク追加編】で『Intel Rapid Storage Technology』上でデータ移行を行って物理的にはディスク容量は3台の合計である1.5TBになりました。

しかし、この状態で[ディスクの管理]を見ると…

容量は変わってない…

『Intel Rapid Storage Technology』で増設するディスクを選択する画面でチョロッと注意事項が書かれていたんですが、一度再起動する必要があるのだ。

再起動すると、今度は正しく1.5TBすべてを認識しました。データ移行前のRAID0アレイ上にあったNTFSパーティションは容量が変わらず、新しいRAID0アレイの先頭にあり、その後ろの500GBは未割当になっている。

よって、RAIDアレイ上の全領域を用いるにはパーティションを拡張してあげる必要がある。

拡張するパーティション上で[右クリック]し、[ボリュームの拡張]を選択。

すると、『ボリュームの拡張ウィザード』が表示される。

[次へ]をクリック

『利用可能なディスク』の一覧に未割当領域が存在するディスクが表示されるので、対象となるものを選択し、[追加]を押すと、『選択されたディスク』に移動する。この状態で[次へ]をクリック。

間違いがないか確認して[完了]をクリックすると…

パーティションが拡張されて、RAIDアレイの全領域が利用できるようになりました。

プロパティーを確認すると…

バッチリ容量が増えました。

【CrystalDiskMark編】

【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【CrystalDiskMark編】

~目次~

【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【目次】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【ディスク追加編】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【容量拡張編】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【CrystalDiskMark編】←今ココ
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【まとめ】

ここまででディスクの追加からパーティション拡張方法を紹介してきました。最後に、構築したRAIDアレイでのベンチマーク結果を。

ベンチマーク環境:『自作PC 3号』
[CPU]Core2Quad Q9650@定格
[Memory]DDR2 800 2G×4@定格
[M/B]Gigabyte GA-EP45-DS5
[System HDD]Seagate ST3320613AS
[Data HDD]ST31500341AS
[VGA]HIS Radeon HD3870 IceQ3
[OS]Windows7 Home Premium 64bit
[SATA 3Gbps]Intel ICH10R (Intel Rapid Storage 10.1.0.1008)

ベンチマーク環境は上記のようになってます。なお、【ディスク追加編】~【容量拡張編】では既にRAIDアレイ内のあったデータを移行する形で進めましたが、データが入ったアレイ上でそのままベンチマークを行うと正しく測定できないので、いったんデータを別HDDに退避し、RAIDアレイを再フォーマットし、測定しました。

CrystalDiskMark3.0.1 x64

まずは、CrystalDiskMarkの最新版3.0.1での結果。

さすがはRAID0の3台構成!シーケンシャルリード・ライトの両方で350MB/sを超えました。さすがにランダム系では劣りますが、シーケンシャルだけを見ると、リードではSATA 6Gbps対応SSD『RealSSD C300』並み、ライトでは上回る値となっている。

自分が高速転送を要求しているのはHD動画のキャプチャ時がメインなので、十分に求めるスペックを満たしていて、SSDよりもコストパフォーマンスも高い。

CrystalDiskMark 2.2

2台構成でのRAID0ベンチマークを取ったときはCrystalDiskMarkのバージョンが2.2だったので、比較のためバージョンを統一して測定しました。現在のOSはWindows7ですが、当時はWindows Vistaでした。また、今回は『Intel Rapid Storage Technology』を使用してますが、以前は『Intel Matrix Storage Console』。あまり細かいことは気にせずに比較してますが、正確な比較とは言えないことは予めご了承ください。

さすがに、RAID0にすると3台の合計と同じなるということはありませんが、シーケンシャルリード・ライトでは3台目追加での増加分は2台目追加での増加分とほとんど同じですね。ランダム系は書き込みは早くなってますが、読み出しでは微減。Intelのドライバのバージョンの違いとかが効いてるんでしょうかね?

データサイズを1MB~2048MBまで変化させた結果は下の2つのグラフのようになった。

読み出し16MB以下ですごいことに!4GB/s近く出て、RAMディスク並みの値となっている。以前、2台でのベンチマークの際はMAXで400MB/s程度でしたので、Intelのドライバアップデートでキャッシュが強化されたのでしょうかね?

3台になるとST3500418ASと413ASに搭載されているキャッシュメモリ16MBの効果が合計分48MBまで効くのかが見たかったですが、この結果だとHDDのキャッシュなのかRAIDコントローラ側のキャッシュなのかがわかりませんね(^^;)

【まとめ】

(続きを読むなの…)

【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【まとめ】

~目次~

【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【目次】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【ディスク追加編】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【容量拡張編】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【CrystalDiskMark編】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【まとめ】←今ココ

以上、RAID0アレイへのHDD追加の方法とその性能をみてみました。

『Intel Rapid Storage Technology』上でのRAID0アレイへのHDD追加は追加するHDDを選択するだけで簡単。データ移行作業には数時間要しますが、既存RAIDアレイ上のデータは保持された状態となる。とはいえ、RAIDアレイのデータ移行中に電源が落ちたりするとデータ復旧が困難になる可能性もあるので開始前にバックアップはしておいた方がよいかと。

CrystalDiskMarkで『ST3500418(3)AS』 3台構成RAID0のベンチマークを取りましたが、シーケンシャルリードとライトで350MB/s程度に。ランダム系ではSSDには及びませんが、自分が利用目的としているのはHD動画のキャプチャなのでシーケンシャル重視。実際に無圧縮AVIファイルでテストしてみましたが、1920×1080のフルHDで30fpsはコマ落ちせずにキャプチャできました。さすがに60fpsは無理(^^;) でも、満足満足!

RAID構築は大変そうなイメージがあるかもしれませんが、対応しているマザーボードを使用しているなら、ユーティリティも整ってますし、意外に簡単にストレージの高速化が可能なのでおすすめです。ただし、RAID0は構成しているHDDが1台でもお亡くなりになると、全データが消えるのでHDDが増えるほどリスクが高くなる。バックアップはしっかり取りましょう!

2009/10/9 金曜日

Googleのバーコードを読み取ると…

10月7日はバーコードが特許登録された日だったようで、Googleのロゴマークを見て驚いた方もいますよね。

google

アレをバーコードリーダで読むと…

Get the Flash Player to see the wordTube Media Player.

2009/4/5 日曜日

huffyuv-mtとDV Codecを比較してみる

はいじん☆ちゃんねる >> DVStorm-RT + hunuaaでアナログキャプチャ
http://haizin.serveblog.net/?p=2567

DVStorm-RTとhunuaaCapを用いることでさまざまなコーデックが使用可能だと紹介しました。ここでは、可逆圧縮コーデック「huffyuv-mt」と非可逆圧縮コーデック「DV Codec」を使用し、比較を行ってみました。 (続きを読むなの…)

2009/4/4 土曜日

Canopus DVフォーマット検証

はいじん☆ちゃんねる >> DVStorm-RTの「セットアップ」から「キャプチャ」まで
http://haizin.serveblog.net/?p=2498

ひとつ前の記事ではCanopus DVStorm-RTでの「キャプチャ」までの手順を紹介しました。実は、その際に用いたCanopus DV Captureは出力するAVIファイルの動画コーデックが選択可能となっている。ここで、そこで選択可能な「Canopusフォーマット」と「MSフォーマット」の違いを検証してみました。 (続きを読むなの…)

2009/3/17 火曜日

【御助けぇ】AviUtlのメモリ消費量

はいじん☆ちゃんねる >> AviUtlとx264をCore2Quad Q8200で使ってみた
http://haizin.serveblog.net/?p=2279

ひとつ前の記事で書いたとおり、AviUtlでx264を使用するとメモリ使用量がガンガン上昇していき、最終的には搭載している6GBをすべて使い果たしてしまう… Huffyuv-mtを用いたAVI出力では発生してないので、AviUtl + x264の組み合わせによって発生するようだ。

まず、ググってみたところ、AviUtlの[ファイル]-[環境設定]-[システムの設定]のキャッシュフレーム数の値を下げればメモリ消費量が減るとあったので、最低の3まで下げてみた。

resize_aviutl

無限に上昇し続ける状態のままですね。

今回の動画ではAviUtlのサイズ変更を使って、1280×960から640×480にリサイズしているのですが、これもメモリを消費しているのでは?と思い、ちょこっと工夫してみました。

http://www.geocities.jp/mosd7500/

で公開されているGPUリサイズフィルタを使ってみました。これを使えば、リサイズの処理はGPUでも行われ、メモリの使用量が多少なりとも改善できるのでは?という作戦だ。まず、本当にGPUで処理が行われているのかを確認するためにGPU-Zを見てみると…

gpuz

GPUリサイズフィルタを使用していないときはGPU負荷が0~1%ですが、使用した場合は30%前後。確かにGPUも使用されているようだ。で、その際のメモリ使用量だが…

resize_gpu

うぅ~ん、確かに200MB位は下がりましたね。それでも上昇していることに変わりないですね。

ためしに、みんな使ってる(?)「Lanczos 3-lobed 拡大縮小 AviUtl フィルタプラグイン」を使ってみると…

resize_lanczos3

これはひどい…

グラフの中間くらいで急にCPU使用率が下がってますが、空きメモリが200MBを切り、メモリ不足になったためです。やはり、フィルタを使うとメモリ消費が増えますね。

ちなみに、処理速度ですが…

  • AviUtlのサイズ変更:22.07fps
  • GPUリサイズフィルタ:20.58fps
  • Lanczos 3-lobed 拡大縮小 AviUtl フィルタ:18.53fps

でした。Lanczos 3-lobed 拡大縮小 AviUtl フィルタがやたらと遅いのは最後のメモリ不足の影響です。GPU処理が速いかな?と思ってましたが、まぁ、今回のリサイズは1280×960から640×480と整数倍で、負荷はあまり大きくなさそうですからね(^^;)

とりあえず、メモリ消費量が増加し続けるのは解決できていませんが、GPUリサイズフィルタでほんのちょっとだけはメモリ消費を減らせるようですね。もし、何か解決策があれば教えてもらえると助かります!

AviUtlとx264をCore2Quad Q8200で使ってみた

昨夜はHuffyuv-mtでのCore2Quadの効果について書きました。

はいじん☆ちゃんねる >>Huffyuv-mtでのCore2Quadの効果は?!
http://haizin.serveblog.net/?p=2253

そこでは素材の読み込みとエンコードされた出力を同じHDD上で処理すると転送速度が足りず、Core2Quad Q8200でのマルチスレッド効果を得られませんでした。

じゃ、出力されるデータのビットレートが低いH.264を用いるどうなるかを見てみました。元となる素材は無圧縮の1280×960 60fps動画。これをAviUtlを用いて640×480 30fpsのH.264にエンコードしました。

まず、Huffyuv-mtと同様に同じHDD(ST31500341AS)上でデータを読み書きすると…

x264 upon same HDD

だいたいCPU使用率は50%前後となった。確かに、負荷は4コアに分散されていますが、Huffyuv-mtと同様にCPUの性能を生かし切れていません。どうやら、出力先のビットレートが低くてもHDD上ではシークが増えてしまい、足を引っ張ってるようですね。

次に、素材を置いているHDD(ST31500341AS)と出力先のHDD(ST3320613AS)を別にしてみました。

AviUtl x264

ついに、Core2Quadの本領を発揮しました!全コアでほぼ95%を維持してくれました。

どのようなコーデックを使っても、CPUを最大限に生かすにはエンコード元とエンコード先を別のHDDに置いたほうがよさそうですね。ただ、SSDのようにランダム読み書きが得意な場合は試してみないとわかりませんけどね(^^;)

ちなみに、上のグラフを見てもらうとわかりませんが、RAMの使用率が異常です。使用量が4GBを軽く超えており、64bit Vistaの力をフルに使ってしまってます。青い線がRAMなんですが、時間経過とともに使用量が上昇しており、AviUtlを終了しない限り解放されませんでした。このままつづけてエンコードを行ったところ、10分後くらいに6000MBを超えたところでCPU使用率が数%まで急激に下がり、マウスも数十秒に1度しか動かない状態に…

Huffyuv-mtではこのようなことが発生しなかったので、おそらくAviUtlが原因ではなく、プラグインとしてしようしているx264が原因でしょうね。このままじゃ、640×480の2分半の動画を2passするだけでフリーズしてしまい、使えないので何とか解決策を探さなければならないですね。

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