~目次~
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【目次】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【ディスク追加編】←今ココ
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【容量拡張編】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【CrystalDiskMark編】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【まとめ】
まず、初めに何がしたいかを確認!

これまで『ST3500418AS』(500GB)を2台用いた状態でRAID0(ストライピング)を構築していました。この状態だと合計容量は1TBになるんですが、容量がいっぱいになってしまった上により高速転送できる環境が欲しくなったのでHDDを追加して容量増加・高速化をすることにしました。
一般的にはRAID構成時に用いるHDDは同じメーカーの同じ型番を用いることが推奨されていますので、すでにRAID構成に用いている『ST3500418AS』を追加するのが最もいいのですが、今回は『ST3500418AS』の後継モデル『ST3500413AS』を追加してみました。『ST3500413AS』はインターフェースがSATA 6Gbpsに進化した以外はキャッシュ容量や回転数、プラッタ容量等が『ST3500418AS』と全く同じなのでおそらく問題ないだろうと判断しました。
『ST3500418AS』については…
http://haizin.serveblog.net/?p=8153
『ST3500413AS』については…
http://haizin.serveblog.net/?p=3870
をご覧あれ。
RAIDを構築するコントローラはマザーボード上の『Intel ICH10R』を使用。
はいじん☆ちゃんねる >> 【レビュー的な何か】ST3500418ASでRAID0【構築編】
http://haizin.serveblog.net/?p=4128
構築については以前書きましたので、今回はドライブ増設について書きます。なお、構築時のIntelのソフトウェアは『Intel Matrix Storage Console』という名称でしたが、現在は『Intel Rapid Storage Technology』に変わりました。操作方法も若干変わってますが、どちらもウィザード形式でわかりやすいと思います。
Intel Rapid Storage Technologyでのディスク追加
まず、新たに追加するHDDを接続した状態で『Intel Rapid Storage Technology』を起動します。

起動はタスクトレーの『Intel Rapid Storage Technology』のアイコンから[アプリケーションを開く]を選ぶことで可能です。

起動するとこんな画面が出て右側に各SATAポートの状態が表示されます。

今回は現在のRAID0アレイ『Array_0000』に『内部ディスク 466GB』を追加する。

画面上部の[管理(M)]をクリックして管理画面へ

右の『ストレージ システム ビュー』からHDDをつかするアレイを選択すると、左の『ボリュームの管理』にディスクの追加]が表示されるので、それをクリックする。

すると、追加可能なディスクの一覧が表示されるので追加するものを選択します。今回はPort3に接続されているHDDを選択。選択後、[ディスクの追加]をクリックする。
ちなみに、ここで選択したHDDの中身は[ディスクの追加]をクリックするとすべて削除されて復元が不可能になります。[ディスクの追加]をクリックする前によく確認するようにしてください。

[ディスクの追加]をクリックするとすぐにデータ移行作業が開始され、タスクトレーにバルーンが表示される。

データ移行作業の進行具合は『ボリュームの管理』に表示される。

驚きだったのが、データ移行中でもRAIDアレイには普通にアクセス可能だったこと。アクセス可能とはいえ、移行に失敗したりすると怖いのであまりアクセスしない方が良さそうですけどね。
あとは、ひたすら待つだけ…
今回の構成ではデータ移行作業には3時間52分要しました。移行は寝てる間に行うとかした方が良さそうですね。

移行作業完了は開始時と同じく、タスクトレーのバルーンで知らされて…

バッチリ、3台構成の1.5GB RAID0アレイになりました。
【容量拡張編】へ