2011/4/21 木曜日

【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【目次】

2年前にSeagateのBarracuda 7200.12の500GBモデル『ST3500418AS』を2台購入して構築したRAID0環境。動画編集に用いていたのだがついに満杯になってしまい、新たに1台増設することにしました。

Seagate Barracuda7200.12 SerialATA 6Gb/s 500GB ST3500413AS - SEAGATE

Seagate Barracuda7200.12 SerialATA 6Gb/s 500GB ST3500413AS

SEAGATE

発売日:- | 定価:¥ 3,980 (掲載時現在)| amazonで購入する

現在もPCパーツショップでは『ST3500418AS』は販売されていますが、実はひっそりと後継モデル『ST3500413AS』が発売されていたりする。『ST3500413AS』と『ST3500418AS』の違いは何かというと仕様上ではインターフェースがSATA 3Gbpsから6Gbpsに変更されただけのマイナーチェンジ。シリーズ名もBarracuda 7200.12のままとなっている。

本来、RAIDを組む際は同じモデルのHDDを用いることが望ましいが、今回は新たにバックアップ機能を強化した上での構築を計画しているので、このことは気にせずに『ST3500413AS』を購入してみた。新製品を試す楽しみもありますしね(^^)

~目次~

  1. フォトレビュー編
  2. 準備&HDTune編
  3. CrystalDiskMark編
  4. 消費電力編
  5. まとめ編

【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【フォトレビュー編】

~目次~

【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【目次】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【フォトレビュー編】←今ココ
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【準備&HDTune編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【CrystalDiskMark編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【消費電力編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【まとめ】

最初はいつも通り外見から見ていきましょ。今回は『ST3500418AS』との比較をメインに。

まずは、袋に入った状態。

製品保証シールはST3500418ASと変わらず。袋を開けてみると…

こんな感じ。試しに、ST3500418ASと並べてみると…

若干ラベルの印刷の大きさが違う部分がありますが、型番を見ない限り『ST3500413AS』と『ST3500418AS』の見分けがつきません。ちなみに、写真では左が『ST3500413AS』で右が『ST3500418AS』。

裏面を見ると…

これまた、ほとんど同じ。

基盤を引っぺがしてみると…

これがST3500413ASで…

こちらがST3500418AS。

パッと見で大きく変わっているのはコントローラが『LSI B5502C20』から『LSI B5502D0』に、DDR SDRAMが『HYNDAI HY5DU281622』から『winbond W9412G6IH』に代わってました。

ドライブの厚さは…

(上:ST3500413AS 下:ST2000DL003)

Seagateの1プラッタモデルおなじみの薄型となっている。これまた『ST3500418AS』と同じ。

【レビュー的な何か】7200.12 ST3500418AS【フォトレビュー編】
http://haizin.serveblog.net/?p=3808

『ST3500418AS』とほとんど同じということで詳しいことは以前の『ST3500418AS』の記事参照ということでフォトレビューはこれでおしまい!

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【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【準備&HDTune編】

~目次~

【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【目次】
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【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【CrystalDiskMark編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【消費電力編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【まとめ】

お次は使用の準備をしていきます。

Star-USB3/SATA6

今回は初のSATA 6Gbps対応ドライブということでmsiのSATA 6Gbpsインターフェースボード『Star-USB3/SATA6 (以下Star-U3S6)』を用いて作業を進めました。

本来であればSATA 6Gbpsの性能を今のところフルに発揮できるチップセット内臓コントローラを利用したいところだったんですが、対応マザーボードを所有していなく、予算が足りなかったので今回は安く入手したStar-U3S6でテストしました。

Star-U3S6はSATA 6Gbpsコントローラには『Marvell 88SE9128』、USB3.0コントローラに『D720200F1』を搭載しており、PCI Expressブリッジチップ『PLX8608』を通しPCI Express 1.0 x4接続できるようになっている。

(データシートPDF)Marvell 88SE9128
http://www.marvell.com/products/storage/storage_system_solutions/sata_controllers_pc_consumer/6_gbs_sata_raid_controller_88se91xx_product_brief.pdf

注意が必要なのが、『Marvell 88SE9128』自体はPCI Express 2.0 x1 (5Gbps)までしか対応していないためSATA 6Gbpsをフルに発揮することはできない。今回はSATA 6Gbpsの性能をフルに活用するSSDではなくHDDなので特に問題はないと考えてStar-U3S6を用いた。

PCI ExpressスロットはIntel P45につながっているPCI Express 2.0 x8スロットを使用。このため、グラフィックボード(Radeon HD3870)とPCI Express 2.0 x16を共有している状態になっている。グラボに負荷がかかる比較なら問題になるでしょうけど、今回はHDDだけなので問題はないでしょう。

また、後程CrystalDiskMarkでのベンチマークを行っているがSATA 3Gbpsでの結果はマザーボードのICH10Rに接続した際の結果となってます。

CrystalDiskInfo 3.10.0

まずは、起動後にCrystalDiskInfo 3.10.0でSMART値等をチェック。

おっ?初回起動なのに電源投入回数が4回になってますね。これまで購入したSeagate製品は(おバカをしなかったものは)初回起動時に1回になってましたので、最近は出荷前にテストしてるんでしょうかね?

あと対応転送モードはSATA/600になっていることが確認できますね。

HDTune 2.55

お次にフォーマット前にHDTune 2.55でチェック。

Minimum : 61.8 MB/s
Maximum : 124.4 MB/s
Average : 101.8 MB/s
Access Time : 15.9ms
Burst Rate : 1906.9 MB/s
CPU Usage : NG

CPU使用率がマイナス値となってますが、Windows7では正しく計測できないのは仕様らしいのでNGということで。バースト転送レートがSATA 6Gbpsの限界を軽く超えてますが、後程行ったSATA 3Gbpsでのテストでは129.8MB/sと妥当な値になりました。今回使用したStar-U3S6でキャッシュか何かが効いているんでしょうかね?

波形はガタガタにならずきれいなもんですね。と、安心したところフォーマット!

フォーマット

パーテーションスタイルはMBRを用いました。GPTにする意味もありませんし…

初回フォーマットということで、今回も完全フォーマットを実行。

フォーマットに要した時間は1時間32分。ST3500418ASの時は1時間22分と1時間16分50秒でしたので、遅くなってますね。特にSATA 6Gbpsにしたからフォーマットが早くなるということはないようですね。

フォーマット後にプロパティを確認すると容量は500,104,687,616バイト(465.76GB)。ST3500418ASと1バイトのズレもありませんでした。

再びHDTune2.55

最後にHDTune2.55でチェック。フォーマット前と変わらずOK!ST3500418ASの時(31℃)と比べるとフォーマット直後の温度がかなり高めですが、まぁ、室温も違いますし、一概に発熱量が多いとは言えないでしょうね。

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【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【CrystalDiskMark編】

~目次~

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【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【まとめ】

さて、準備ができましたのでCrystalDiskMarkで検証していきます。

初めに検証環境を確認しておきます。

ベンチマーク環境:『自作PC 3号』
[CPU]Core2Quad Q9650@定格
[Memory]DDR2 800 2G×4@定格
[M/B]Gigabyte GA-EP45-DS5
[System HDD]Seagate ST3320613AS
[Data HDD]ST31500341AS + ST3500418AS×2(RAID0)
[VGA]HIS Radeon HD3870 IceQ3
[OS]Windows7 Home Premium 64bit
[SATA 3Gbps]Intel ICH10R (Intel Rapid Storage 10.1.0.1008)
[SATA 6Gbps]MSI STAR-USB3/SATA6 (1.0.0.1031)

2年前にST3500418ASで検証した際はWindows Vistaでしたが、今回はWindows 7になってます。OSによる違いが多少なりとも出ると思いますので、本来であれば再測定した方がいいのかもしれませんが、ちょっと時間がないので省略。ご理解いただきたい。

接続インターフェースについては【準備編】で書いたようにSATA 6GbpsはStar-U3S6、SATA 3GbpsはICH10Rを用いた。

CrystalDiskMark 3.0.1 x64

では、さっそくCrystalDiskMarkの最新版で測定。

まずは、SATA 6Gbpsでの結果。

データサイズ1000MBの結果ですが、500GBプラッタ世代の7200rpm HDDらしい結果となってますね。

次にSATA 3Gbpsでの結果。

ほとんど変わりませんね。これだけを見るとSATA 3Gbpsから6Gbpsへ向上していることに対するアドバンテージは感じられませんね。

このほか50MB~4000MBまでの計測を行ってますが、ここでは省略します。気になる方はこの記事の一番下にスクリーンショットを載せますので、そちらを見てくださいな。

CrystalDiskMark 2.2 Barracuda比較

何故にCDM2.2?と思われるかもしれませんが、これまでとってきたHDDのベンチマークデータがほとんどCDM2.2で取ってますし、CDM3でも細かいデータサイズ変更方法がわからないので、細かい比較はCDM2.2で行います。

まず、データサイズ1000MBにおける他のHDDとの比較を。

すべてのHDDはSATA 3Gbpsで測定、『ST3500413AS』以外の各データは以下から引用しました。

Barracuda 7200.12 500GB ST3500418AS (500GBプラッタ)
Barracuda LP 1.0TB ST31000520AS (500GBプラッタ)
Barracuda 7200.11 1.5TB ST31500341AS (375GBプラッタ)
Barracuda 7200.11 320GB ST3320613AS (320GBプラッタ)

パッと見、残念なことに気づきますが、ST3500418ASよりも遅いです…

後継でインターフェースも6Gbpsになりましたので同程度かちょっぴり向上するのを期待してましたが、残念ながらどの値もST3500413ASよりも低くなりました。

これまで同じHDDを複数購入して比較した際には10MB/s程度の個体差があったことも何度もありますので、ただ単にハズレを引いてしまっただけかもしれませんが、ちょっとがっかりですね。回転数が低いBarracuda LPよりもシーケンシャルが遅いとは…

CrystalDiskMark 2.2 データサイズ詳細検証

がっかりしたところ、次はデータサイズを1MBから2048MBまで変化させた際の結果を見ていきます。

この検証ではキャッシュ容量の効果範囲がわかり、さらにキャッシュ効果範囲を用いることでHDDの最大転送レートが見ることができる。つまり、ここではSATA 6Gbps対応になったことの効果が見えるハズである。

いきなり、SATA 6Gbpsの結果を見ても楽しくないので、まずはSATA 3Gbpsの結果から。

キャッシュ容量の効果はランダムアクセス時に大きく表れていてRead/Writeのどちらも16MB付近で急激に転送レートが低下している。

最大転送レートはReadデータサイズ1MBで223MB/sとなっていて、これまでベンチマークを行ってきたST3500418ASやST3320613ASと同程度になっている。ここら辺が当環境でのSATA 3Gbpsの限界なんでしょうね。

お次にSATA 6Gbpsでの結果を見てみると…

キャッシュ有効範囲外では違いがありませんが、有効範囲内ではリミッタが解除されたように転送レートが全体的に向上!Readデータサイズ1MBで最高380MB/sが出ました。SATA 3Gbpsの理論最大値300MB/sを超えました!

『現在のHDDではSATA 6Gbpsの効果なし』と言った記述を雑誌等で見かけますが、HDDのキャッシュとの間のやり取りに限ればSATA 6Gbpsを採用する意味はあるのではないでしょうか?

もちろん、体感上では速度向上は感じられないと思うので『効果なし』はあながち間違ってない気もしますが(^^;)

【消費電力編】へ

(続きを読むなの…)

【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【消費電力編】

~目次~

【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【目次】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【フォトレビュー編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【準備&HDTune編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【CrystalDiskMark編】
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【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【まとめ】

この【消費電力編】は『お待たせしました!』と言ったところでしょうか。

去年の12月上旬にHDD用の消費電力計測装置が完成したことをお知らせしてから大分経ちましたが、初の本格利用。装置のケースがなかったり3.3Vライン用の測定回路が完成してなかったりと、相変わらず試作品状態ですが、高精度な測定器を用いて測定値の校正は行いましたので、今回用いることにしました。なお、今回用いるST3500413ASは3.3Vラインを使用していないことはマニュアルから確認しています。

電源は市販のHDD用のACアダプタを用いようと思っていましたが、アレって以外に根性ないんですねΣ(゜д゜lll) 起動時の大電流で12Vラインが大きく電圧降下して11V程度まで落ちてしまったので、PCのATX電源(ELT500AWT)を引き出して用いることにしました。

消費電力検証 @SATA 3Gbps

12Vラインと5Vラインの電圧・電流を測定した結果が上のグラフ。

横軸が(data points)となってますが、ほぼ(秒)だとおもってください。100m秒おきに測定を行うように設計したんですが、どうも誤差があるようで長時間測定でズレが大きくなったのでdata pointsとしました。

SpinupがHDDの起動時。プラッタ加速には12Vラインが用いられていることが確認できる。その際には1.3A程度の電流が12Vラインに流れている。

Idleはプラッタは回転しているがアクセスが行われていないアイドル状態。よく雑誌のベンチマーク等で『アイドル時』と表記されている状態ですね。

Standbyはプラッタの回転が停止してスピンアップ待ちをしているの状態。指令があれば起動しなければならないので、待機電力を消費している。

最後のCrystalDiskMarkはベンチマーク中の状態です。

12V、5Vどちらも負荷がかかっても電圧は降下することなく安定していることがわかる。

上のグラフの電圧×電流で消費電力を計算した結果が下のグラフとなる。

グラフにおける12Vの値の頂点は12Vと5Vの消費電力を足し合わせた値(総消費電力)となっている。

HDDの消費電力が最大となるのはプラッタを加速するSpinup時。ST3500413ASでもこの際に最大となっており、16Wの電力を消費している。Spinup時の消費電力は回転数とプラッタ枚数に大きく依存しているため、1プラッタであるST3500413ASはおそらくは消費電力が少ない方だと考えらえる。

Idle時の消費電力は最大4.6W、平均3.5W、Standby時は最大1.5W、平均1.3Wとなった。

グラフ上ではパッと見でIdleの平均が4.5W程度に見えますが、グラフ上では山になっている部分に谷が消されているためで、実際の平均値は見た目よりも低くなっています。

意外だったのがCrystalDiskMark時の消費電力。激しくアクセスしている消費電力が増加するかとおもってましが、時々急激に増えることが何度かある以外はそれほど急増せず、むしろ低いところもある。

Barracuda 7200.12のマニュアルを確認すると…

Spinup時に5Vラインを使用していない点やIdle時の消費電力はピッタリ一致。

仕様ではStandby時の12Vラインが0.01Aとなってますが、現状として測定装置で測定可能な最少電流が12Vラインで0.05A、5Vラインで0.03Aなのでそれだけで0.75Wの誤差があることなる。そう考えると、まぁ、妥当な値ではないでしょうか?

消費電力検証 @SATA 6Gbps

次にSATA 6Gbps時の消費電力。それほど違いがあるとは思えませんが、もし消費電力の大幅な増減があれば節電目的でインターフェースを選択するといったことも考えられますので、検証してみました。

Spinup時の消費電力はSATA 3Gbpsの時とほとんど変わりませんでした。まぁ、インターフェースが変わろうと加速度と最終的な回転数は変わりませんからねぇ。当然といえば当然かもしれませんね。

Idle時はSATA 3Gbps時にはなかった短いピークがときおり表れている。最大値は9.4W、平均は3.8W。

Standby時は最大2.1W、平均1.5Wとなった。

SATA 3Gbps時と比較すると平均で0.3Wほど消費電力が上昇している。SATA 3Gbps時に比べると6Gbps時は処理する情報が少なからず増えるために消費電力が増えているんでしょうねぇ。

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【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【まとめ】

~目次~

【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【目次】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【フォトレビュー編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【準備&HDTune編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【CrystalDiskMark編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【消費電力編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【まとめ】←今ココ

というわけで以上でST3500413ASの【レビュー的な何か】はおしまい。RAID0の増設用として購入したわけですが、RAID0でのベンチマークはまた後日ということで!

まとめ

最後にまとめておくと…

『ST3500418AS』のSATA 3GbpsからSATA 6Gbps対応になり性能向上をちょっぴり期待していましたが、CrystalDiskMarkのベンチマーク上ではむしろ性能低下。もちろん、HDDは個体差がありますので、ハズレを引いた可能性もありますので、必ずしも悪いものとは言えないでしょう。

SATA 6Gbps対応はキャッシュ有効範囲内では効果があるようですが、正直なところ体感上に差が出ないので現在も販売されている『ST3500418AS』とどちらにしようかと悩んだら安い方を買うのがアリかと。

消費電力についてはまだ他のHDDのデータをほとんど取ってないので『こいつは省電力だ!』と言った結論は出せませんが、接続するインターフェースをSATA 3GbpsとSATA 6Gbpsで変えた際には消費電力に少しですが、差が出ました。節電が呼びかけられている時世ですし、24時間連続稼働させる場合などは「チリも積もれば何とやら」。少しでもHDDでの消費電力を減らすには、あまり効果がないSATA 6Gbps接続ではなく、あえてSATA 3Gbps接続で利用するのが良さそう

2009/11/15 日曜日

2TB HDD ついに1万5千円割れ

Filed under: コンピュータ関連,ハードウェア関連,日記,電気電子・情報関連 — ハイジんブルー @ 23:03:53

2TB HDDの13,980円特価が8店に増加 – AKIBA PC Hotline!
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20091114/etc_hdd.html

ちょっとずつ値段が下がっている2TB HDD。特価品なら札幌駅前でも1万3千円台後半で販売されていますねぇ。

特価品の価格を参考にするとキリがないので普段から通常価格を見てますが、今週末の札幌駅前PCショップでの通常価格の最安値は、ここのところずっと値段が下がっているHGSTの「Deskstar 7K2000」(HDS722020ALA330)で14,760円(GB単価:7.38円)でした。

振り返ってみれば、ちょうど今日から1年前にSeagate Barracuda 7200.11 1.5TBモデル『ST31500341AS』の値下げ祭りが始まってましたねぇ。このときの価格が16,480円でGB単価が11円。その1.5TBが1万5千円割れになったのが2008年11月24日。もしST31500341ASと同じペースで下がっていくと来年には1万1千円台に!(ってことは無いか^^;)

ちなみに、GB単価的には現在の1.5TBの通常価格よりちょっぴり高く、1TBと同程度。これは買うしか… いや… ダメだ… 買ってはいかん!

2009/11/3 火曜日

【レビュー的な何か】BarracudaLP ST31000520AS【CrystalDiskMark編】

Barracuda LP ST31000520AS 目次

【レビュー的な何か】BarracudaLP ST31000520AS【目次】
【レビュー的な何か】BarracudaLP ST31000520AS【フォトレビュー編】
【レビュー的な何か】BarracudaLP ST31000520AS【フォーマット編】
【レビュー的な何か】BarracudaLP ST31000520AS【CrystalDiskMark編】
←今ここ

CrystalDiskMark 2.2 ベンチマーク

HDDの性能測定でいつもお世話になっているCrystalDiskMark 2.2。今回もこちらを使って測定しました。

測定環境は以下の通りです。

ベンチマーク環境:『自作PC 3号』
[CPU]Core2Quad Q9650@定格
[Memory]DDR2 800 2G×4@定格
[M/B]Gigabyte GA-EP45-DS5
[System HDD]ST3320613AS
[Data HDD]ST31500341AS + ST3500418AS×2(RAID0)
[VGA]HIS Radeon HD3870 IceQ3
[OS]WindowsVista SP2 64bit

マザーボードのICH10R側SATAポートに接続し、AHCIモードで動作させました。(正確にはRAIDモード)

以上の環境でCrystalDiskMark 2.2のデータサイズを1MBから2048MBまで変化させその際の変化をプロットしました。

まず、読み込み性能をみると…

Seagate Barracuda LP ST31000520AS CrystalDiskMark 2.2 Read

シーケンシャルリードはデータサイズ1000MBにおいて122MB/sとなりました。他サイト様のベンチマークによると同じく500GBプラッタ採用のWD10EADS-M2Bが110MB/s前後となってますので、確かに回転数が5,900rpmとWD10EADS-M2Bよりも1割ほど速いことが効いてきている様ですね。

キャッシュ容量も32MBと大容量ですが、ランダムリードにおいて効果が持続していることが確認できます。

Seagate Barracuda LP ST31000520AS CrystalDiskMark 2.2 Write

書き込みはシーケンシャルライトがデータサイズ1000MBで121MB/sとシーケンシャルリードと同様に回転数1割増を発揮した感じですね。

Seagate Barracuda比較

最後に最近購入したSeagateのBarracudaシリーズを比較してみます。今回からCrystalDiskMark 2.1で測定を行っていたBarracuda 7200.10シリーズ、Barracuda ESシリーズは除外しました。比較対象は以下の3モデル。

Barracuda 7200.12 500GB ST3500418AS (500GBプラッタ)
Barracuda 7200.11 1.5TB ST31500341AS (375GBプラッタ)
Barracuda 7200.11 320GB ST3320613AS (320GBプラッタ)

いずれも7,200rpmとBarracuda LPよりも回転数が高いですが、どれだけ健闘できるかですね。なお、データサイズはすべて1000MBに統一しました。

ではさっそく結果をみてみると…

Seagate Barracuda LP ST31000520AS CrystalDiskMark 2.2

今回比較に用いたドライブはいずれも320GB(1.5世代前)以上のプラッタを採用してますので、さすがに、5,900rpmでは7,200rpmドライブには追いつけませんねぇ。

CrystalDiskMark 2.2でのデータが残っていないためグラフには掲載しませんでしたが、以前CrystalDiskMark 2.1にて測定をおこなったBarracuda 7200.10 ST3250410ASはシーケンシャルリードで103MB/sだったので、7,200回転に換算するとBarracuda LPの性能は2世代前の250GBプラッタに相当するようですね。

まとめ

読み書きともに回転数1割増分だけの性能を発揮しているBarracuda LP ST31000520AS。消費電力の測定を行えないため省電力性について検証はできませんでしたが、消費電力を抑えながらも性能も維持したい人には良いかもしれませんね。

7,200rpm HDDからの買い替えを検討中で性能を落としたくない場合と考えているなら、250GB以下のプラッタを採用しているHDDが対象となりそうですね。

2009/8/17 月曜日

大容量HDD比較ベンチマーク

Life After 1 TB: Seven Hard Disk Drives with 1.5 TB and 2 TB Storage Capacity – X-bit laboratories
http://www.xbitlabs.com/articles/storage/display/15-2tb-hdd-roundup.html

X-bitの定番?まとめて比較ベンチマーク。今回は現在発売中の1.5TBおよび2TBモデルを比較していました。登場するのは…

  • Samsung EcoGreen F2, 1.5TB: HD154UI
  • Seagate Barracuda 7200.11, 1.5TB: ST31500341AS
  • Seagate Barracuda LP, 2TB: ST32000542AS
  • Western Digital Caviar Green, 2TB: WD20EADS
  • Western Digital Caviar Green, 1.5TB: WD15EADS
  • Western Digital AV-GP, 2TB: WD20EVDS
  • Western Digital RE4-GP, 2TB: WD2002FYPS

の7モデル。Barracuda 7200.11のみが375GBプラッタで他は500GBプラッタを採用している。回転数もBarracuda 7200.11のみが7200rpmで他は5000rpm台となっている。

Barracuda LPの紹介にて回転数について考察されていますが、一般的なHDDの4800rpm、5400rpm、7200rpmって毎秒80、90、120回転から来ていたんですね。気づきませんでした(^^;)

じゃ、5900rpmって一体?って感じですが、やはり4枚の500GBプラッタを用いた7200rpmは難しく、限界の5900rpmになったのではと考察していました。

2009/7/31 金曜日

変わった方法でST31500341ASを高速化?

Modifying the Seagate 1.5TB Hard Drive: Unleash the Hidden Performance Within – TechwareLabs
http://www.techwarelabs.com/seagate_1-5tb-mod/

TechwareLabsにちょっと珍しい方法でHDDを高速化(というよりは最適化か?)していました。対象にしているのはSeagateのBarracuda 7200.11 1.5TBモデル「ST31500341AS」なんですが、Western Digitalの10,000rpm Velociraptorに迫る性能を出すことはできないか?ということを検証しています。

高速化の原理

その方法とは、ST31500341ASのファームウェアのLBA(Logical Block Address)を制限することで、HDDプラッタの外周域のみを利用するというもの。LBAはプラッタ上のデータの位置を示す“住所”のようなものですが、これの値を小さくすることで認識可能な容量を減らし、高速に読み書きができる外周のみを利用するわけだ。記事では、LBA数の値を589080586にすることで外周域の300GBのみを利用するようにしている。(1.5TBの場合は2930277167)

ST31500341ASは1.5TBですが、残りの1.2TBはどこに行くかと言うと、全く利用されない。つまり無駄になる。『それじゃ、ST31500341ASを使う意味が無いじゃん!』と思うかもしれませんが、この記事の趣旨は『ST31500341ASでVelociraptorに迫ること』なので、Velociraptorの最大容量である300GBであることに意義があるとのことです(^^;)

結果

このようにLBAを制限し外周域300GBを使用したところ、HDTune Pro 3.00で最大転送レート130.0MB/s、平均でも123.0MB/sとなっています。LBA制限が一番顕著に現れているのが、アクセスタイムですね。外周域のみを利用するためヘッドの移動量が少なく、アクセスタイムが10.7msになっています。以前、自分が行ったベンチマークでは13.7msとなっていたことを考えるとかなり早くなってますね。

はいじん☆ちゃんねる >> ST31500341AS レビュー[HDTune2.55編]
http://haizin.serveblog.net/?p=1123

アクセスタイムはランダムアクセスに現れるようですので、確かに高速化が期待できそうですね。

個人的に気になる点

ただし、この記事で若干疑問もあったり。

コレってパーティションを切るのと違うのだろうか?確かにHDTuneのようにファイルシステムレベルよりも物理層寄りのベンチマークでは効果がでますけど、実際の使用では差がでるでしょうかね?外周域以外は利用していないことでアクセスが発生しないのが利点ってことでしょうかね?

あと、ベンチマークがLBAをいじっていない“素のST31500341AS”と比較していないことも気になる。CrystalDiskMark 2.1の結果が掲載されていますが、この程度の上昇はベンチマーク環境の最適化で得られそうですからねぇ。そもそも、使っているのがバグがあるver 2.1だし…

まとめ

とはいえ、今まで聞いたことが無い方法だけに勉強になりました。

ちなみに、LBAの編集ですが、コンピュータの電源を完全に切ることがポイントだと書かれています。どうやら、再起動だとHDDの電源は切れておらずリセットされないのでLBA編集が失敗するようです。まぁ、試すときは自己責任でね(^^;)

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