2011/4/28 木曜日

【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【目次】

『Intel Rapid Storage Technology』というタイトルにしましたが、ぶっちゃけ今回はRAID0の構成変更(マイグレーション)がメインで、他の説明は何もありませんよ~。

ST3500413(8)AS×3 RAID0構築

先日『ST3500413AS』を購入した際に、RAID0の増設用として単体での【レビュー的な何か】を掲載しましたが、今回はそのRAID編です。

RAIDについてはここで説明しませんので、ご存じない方は他のサイトの解説をご覧あれ。

RAID – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/RAID

すでにST3500418ASを2台用いたRAID0アレイを構築済みですので、そのRAIDアレイにST3500413ASを追加します。ここでは、その追加方法と追加後のベンチマークを紹介していきます。

~目次~

  1. ディスク追加編
  2. 容量拡張編
  3. CrystalDiskMark編
  4. まとめ

関連記事

【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【目次】
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動画編集PCのスペックアップ計画
オレのHDD活用術『あり合わせ部品ファイルサーバー』

【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【ディスク追加編】

~目次~

【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【目次】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【ディスク追加編】←今ココ
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【容量拡張編】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【CrystalDiskMark編】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【まとめ】

まず、初めに何がしたいかを確認!

これまで『ST3500418AS』(500GB)を2台用いた状態でRAID0(ストライピング)を構築していました。この状態だと合計容量は1TBになるんですが、容量がいっぱいになってしまった上により高速転送できる環境が欲しくなったのでHDDを追加して容量増加・高速化をすることにしました。

一般的にはRAID構成時に用いるHDDは同じメーカーの同じ型番を用いることが推奨されていますので、すでにRAID構成に用いている『ST3500418AS』を追加するのが最もいいのですが、今回は『ST3500418AS』の後継モデル『ST3500413AS』を追加してみました。『ST3500413AS』はインターフェースがSATA 6Gbpsに進化した以外はキャッシュ容量や回転数、プラッタ容量等が『ST3500418AS』と全く同じなのでおそらく問題ないだろうと判断しました。

『ST3500418AS』については…
http://haizin.serveblog.net/?p=8153

『ST3500413AS』については…
http://haizin.serveblog.net/?p=3870

をご覧あれ。

RAIDを構築するコントローラはマザーボード上の『Intel ICH10R』を使用。

はいじん☆ちゃんねる >> 【レビュー的な何か】ST3500418ASでRAID0【構築編】
http://haizin.serveblog.net/?p=4128

構築については以前書きましたので、今回はドライブ増設について書きます。なお、構築時のIntelのソフトウェアは『Intel Matrix Storage Console』という名称でしたが、現在は『Intel Rapid Storage Technology』に変わりました。操作方法も若干変わってますが、どちらもウィザード形式でわかりやすいと思います。

Intel Rapid Storage Technologyでのディスク追加

まず、新たに追加するHDDを接続した状態で『Intel Rapid Storage Technology』を起動します。

起動はタスクトレーの『Intel Rapid Storage Technology』のアイコンから[アプリケーションを開く]を選ぶことで可能です。

起動するとこんな画面が出て右側に各SATAポートの状態が表示されます。

今回は現在のRAID0アレイ『Array_0000』に『内部ディスク 466GB』を追加する。

画面上部の[管理(M)]をクリックして管理画面へ

右の『ストレージ システム ビュー』からHDDをつかするアレイを選択すると、左の『ボリュームの管理』にディスクの追加]が表示されるので、それをクリックする。

すると、追加可能なディスクの一覧が表示されるので追加するものを選択します。今回はPort3に接続されているHDDを選択。選択後、[ディスクの追加]をクリックする。

ちなみに、ここで選択したHDDの中身は[ディスクの追加]をクリックするとすべて削除されて復元が不可能になります。[ディスクの追加]をクリックする前によく確認するようにしてください。

[ディスクの追加]をクリックするとすぐにデータ移行作業が開始され、タスクトレーにバルーンが表示される。

データ移行作業の進行具合は『ボリュームの管理』に表示される。

驚きだったのが、データ移行中でもRAIDアレイには普通にアクセス可能だったこと。アクセス可能とはいえ、移行に失敗したりすると怖いのであまりアクセスしない方が良さそうですけどね。

あとは、ひたすら待つだけ…

今回の構成ではデータ移行作業には3時間52分要しました。移行は寝てる間に行うとかした方が良さそうですね。

移行作業完了は開始時と同じく、タスクトレーのバルーンで知らされて…

バッチリ、3台構成の1.5GB RAID0アレイになりました。

【容量拡張編】

【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【容量拡張編】

~目次~

【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【目次】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【ディスク追加編】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【容量拡張編】←今ココ
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【CrystalDiskMark編】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【まとめ】

【ディスク追加編】で『Intel Rapid Storage Technology』上でデータ移行を行って物理的にはディスク容量は3台の合計である1.5TBになりました。

しかし、この状態で[ディスクの管理]を見ると…

容量は変わってない…

『Intel Rapid Storage Technology』で増設するディスクを選択する画面でチョロッと注意事項が書かれていたんですが、一度再起動する必要があるのだ。

再起動すると、今度は正しく1.5TBすべてを認識しました。データ移行前のRAID0アレイ上にあったNTFSパーティションは容量が変わらず、新しいRAID0アレイの先頭にあり、その後ろの500GBは未割当になっている。

よって、RAIDアレイ上の全領域を用いるにはパーティションを拡張してあげる必要がある。

拡張するパーティション上で[右クリック]し、[ボリュームの拡張]を選択。

すると、『ボリュームの拡張ウィザード』が表示される。

[次へ]をクリック

『利用可能なディスク』の一覧に未割当領域が存在するディスクが表示されるので、対象となるものを選択し、[追加]を押すと、『選択されたディスク』に移動する。この状態で[次へ]をクリック。

間違いがないか確認して[完了]をクリックすると…

パーティションが拡張されて、RAIDアレイの全領域が利用できるようになりました。

プロパティーを確認すると…

バッチリ容量が増えました。

【CrystalDiskMark編】

【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【CrystalDiskMark編】

~目次~

【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【目次】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【ディスク追加編】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【容量拡張編】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【CrystalDiskMark編】←今ココ
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【まとめ】

ここまででディスクの追加からパーティション拡張方法を紹介してきました。最後に、構築したRAIDアレイでのベンチマーク結果を。

ベンチマーク環境:『自作PC 3号』
[CPU]Core2Quad Q9650@定格
[Memory]DDR2 800 2G×4@定格
[M/B]Gigabyte GA-EP45-DS5
[System HDD]Seagate ST3320613AS
[Data HDD]ST31500341AS
[VGA]HIS Radeon HD3870 IceQ3
[OS]Windows7 Home Premium 64bit
[SATA 3Gbps]Intel ICH10R (Intel Rapid Storage 10.1.0.1008)

ベンチマーク環境は上記のようになってます。なお、【ディスク追加編】~【容量拡張編】では既にRAIDアレイ内のあったデータを移行する形で進めましたが、データが入ったアレイ上でそのままベンチマークを行うと正しく測定できないので、いったんデータを別HDDに退避し、RAIDアレイを再フォーマットし、測定しました。

CrystalDiskMark3.0.1 x64

まずは、CrystalDiskMarkの最新版3.0.1での結果。

さすがはRAID0の3台構成!シーケンシャルリード・ライトの両方で350MB/sを超えました。さすがにランダム系では劣りますが、シーケンシャルだけを見ると、リードではSATA 6Gbps対応SSD『RealSSD C300』並み、ライトでは上回る値となっている。

自分が高速転送を要求しているのはHD動画のキャプチャ時がメインなので、十分に求めるスペックを満たしていて、SSDよりもコストパフォーマンスも高い。

CrystalDiskMark 2.2

2台構成でのRAID0ベンチマークを取ったときはCrystalDiskMarkのバージョンが2.2だったので、比較のためバージョンを統一して測定しました。現在のOSはWindows7ですが、当時はWindows Vistaでした。また、今回は『Intel Rapid Storage Technology』を使用してますが、以前は『Intel Matrix Storage Console』。あまり細かいことは気にせずに比較してますが、正確な比較とは言えないことは予めご了承ください。

さすがに、RAID0にすると3台の合計と同じなるということはありませんが、シーケンシャルリード・ライトでは3台目追加での増加分は2台目追加での増加分とほとんど同じですね。ランダム系は書き込みは早くなってますが、読み出しでは微減。Intelのドライバのバージョンの違いとかが効いてるんでしょうかね?

データサイズを1MB~2048MBまで変化させた結果は下の2つのグラフのようになった。

読み出し16MB以下ですごいことに!4GB/s近く出て、RAMディスク並みの値となっている。以前、2台でのベンチマークの際はMAXで400MB/s程度でしたので、Intelのドライバアップデートでキャッシュが強化されたのでしょうかね?

3台になるとST3500418ASと413ASに搭載されているキャッシュメモリ16MBの効果が合計分48MBまで効くのかが見たかったですが、この結果だとHDDのキャッシュなのかRAIDコントローラ側のキャッシュなのかがわかりませんね(^^;)

【まとめ】

(続きを読むなの…)

【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【まとめ】

~目次~

【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【目次】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【ディスク追加編】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【容量拡張編】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【CrystalDiskMark編】
【レビュー的な何か】Intel Rapid Storage Technology【まとめ】←今ココ

以上、RAID0アレイへのHDD追加の方法とその性能をみてみました。

『Intel Rapid Storage Technology』上でのRAID0アレイへのHDD追加は追加するHDDを選択するだけで簡単。データ移行作業には数時間要しますが、既存RAIDアレイ上のデータは保持された状態となる。とはいえ、RAIDアレイのデータ移行中に電源が落ちたりするとデータ復旧が困難になる可能性もあるので開始前にバックアップはしておいた方がよいかと。

CrystalDiskMarkで『ST3500418(3)AS』 3台構成RAID0のベンチマークを取りましたが、シーケンシャルリードとライトで350MB/s程度に。ランダム系ではSSDには及びませんが、自分が利用目的としているのはHD動画のキャプチャなのでシーケンシャル重視。実際に無圧縮AVIファイルでテストしてみましたが、1920×1080のフルHDで30fpsはコマ落ちせずにキャプチャできました。さすがに60fpsは無理(^^;) でも、満足満足!

RAID構築は大変そうなイメージがあるかもしれませんが、対応しているマザーボードを使用しているなら、ユーティリティも整ってますし、意外に簡単にストレージの高速化が可能なのでおすすめです。ただし、RAID0は構成しているHDDが1台でもお亡くなりになると、全データが消えるのでHDDが増えるほどリスクが高くなる。バックアップはしっかり取りましょう!

2011/4/21 木曜日

【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【目次】

2年前にSeagateのBarracuda 7200.12の500GBモデル『ST3500418AS』を2台購入して構築したRAID0環境。動画編集に用いていたのだがついに満杯になってしまい、新たに1台増設することにしました。

Seagate Barracuda7200.12 SerialATA 6Gb/s 500GB ST3500413AS - SEAGATE

Seagate Barracuda7200.12 SerialATA 6Gb/s 500GB ST3500413AS

SEAGATE

発売日:- | 定価:¥ 3,980 (掲載時現在)| amazonで購入する

現在もPCパーツショップでは『ST3500418AS』は販売されていますが、実はひっそりと後継モデル『ST3500413AS』が発売されていたりする。『ST3500413AS』と『ST3500418AS』の違いは何かというと仕様上ではインターフェースがSATA 3Gbpsから6Gbpsに変更されただけのマイナーチェンジ。シリーズ名もBarracuda 7200.12のままとなっている。

本来、RAIDを組む際は同じモデルのHDDを用いることが望ましいが、今回は新たにバックアップ機能を強化した上での構築を計画しているので、このことは気にせずに『ST3500413AS』を購入してみた。新製品を試す楽しみもありますしね(^^)

~目次~

  1. フォトレビュー編
  2. 準備&HDTune編
  3. CrystalDiskMark編
  4. 消費電力編
  5. まとめ編

【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【フォトレビュー編】

~目次~

【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【目次】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【フォトレビュー編】←今ココ
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【準備&HDTune編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【CrystalDiskMark編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【消費電力編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【まとめ】

最初はいつも通り外見から見ていきましょ。今回は『ST3500418AS』との比較をメインに。

まずは、袋に入った状態。

製品保証シールはST3500418ASと変わらず。袋を開けてみると…

こんな感じ。試しに、ST3500418ASと並べてみると…

若干ラベルの印刷の大きさが違う部分がありますが、型番を見ない限り『ST3500413AS』と『ST3500418AS』の見分けがつきません。ちなみに、写真では左が『ST3500413AS』で右が『ST3500418AS』。

裏面を見ると…

これまた、ほとんど同じ。

基盤を引っぺがしてみると…

これがST3500413ASで…

こちらがST3500418AS。

パッと見で大きく変わっているのはコントローラが『LSI B5502C20』から『LSI B5502D0』に、DDR SDRAMが『HYNDAI HY5DU281622』から『winbond W9412G6IH』に代わってました。

ドライブの厚さは…

(上:ST3500413AS 下:ST2000DL003)

Seagateの1プラッタモデルおなじみの薄型となっている。これまた『ST3500418AS』と同じ。

【レビュー的な何か】7200.12 ST3500418AS【フォトレビュー編】
http://haizin.serveblog.net/?p=3808

『ST3500418AS』とほとんど同じということで詳しいことは以前の『ST3500418AS』の記事参照ということでフォトレビューはこれでおしまい!

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【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【準備&HDTune編】

~目次~

【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【目次】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【フォトレビュー編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【準備&HDTune編】←今ココ
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【CrystalDiskMark編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【消費電力編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【まとめ】

お次は使用の準備をしていきます。

Star-USB3/SATA6

今回は初のSATA 6Gbps対応ドライブということでmsiのSATA 6Gbpsインターフェースボード『Star-USB3/SATA6 (以下Star-U3S6)』を用いて作業を進めました。

本来であればSATA 6Gbpsの性能を今のところフルに発揮できるチップセット内臓コントローラを利用したいところだったんですが、対応マザーボードを所有していなく、予算が足りなかったので今回は安く入手したStar-U3S6でテストしました。

Star-U3S6はSATA 6Gbpsコントローラには『Marvell 88SE9128』、USB3.0コントローラに『D720200F1』を搭載しており、PCI Expressブリッジチップ『PLX8608』を通しPCI Express 1.0 x4接続できるようになっている。

(データシートPDF)Marvell 88SE9128
http://www.marvell.com/products/storage/storage_system_solutions/sata_controllers_pc_consumer/6_gbs_sata_raid_controller_88se91xx_product_brief.pdf

注意が必要なのが、『Marvell 88SE9128』自体はPCI Express 2.0 x1 (5Gbps)までしか対応していないためSATA 6Gbpsをフルに発揮することはできない。今回はSATA 6Gbpsの性能をフルに活用するSSDではなくHDDなので特に問題はないと考えてStar-U3S6を用いた。

PCI ExpressスロットはIntel P45につながっているPCI Express 2.0 x8スロットを使用。このため、グラフィックボード(Radeon HD3870)とPCI Express 2.0 x16を共有している状態になっている。グラボに負荷がかかる比較なら問題になるでしょうけど、今回はHDDだけなので問題はないでしょう。

また、後程CrystalDiskMarkでのベンチマークを行っているがSATA 3Gbpsでの結果はマザーボードのICH10Rに接続した際の結果となってます。

CrystalDiskInfo 3.10.0

まずは、起動後にCrystalDiskInfo 3.10.0でSMART値等をチェック。

おっ?初回起動なのに電源投入回数が4回になってますね。これまで購入したSeagate製品は(おバカをしなかったものは)初回起動時に1回になってましたので、最近は出荷前にテストしてるんでしょうかね?

あと対応転送モードはSATA/600になっていることが確認できますね。

HDTune 2.55

お次にフォーマット前にHDTune 2.55でチェック。

Minimum : 61.8 MB/s
Maximum : 124.4 MB/s
Average : 101.8 MB/s
Access Time : 15.9ms
Burst Rate : 1906.9 MB/s
CPU Usage : NG

CPU使用率がマイナス値となってますが、Windows7では正しく計測できないのは仕様らしいのでNGということで。バースト転送レートがSATA 6Gbpsの限界を軽く超えてますが、後程行ったSATA 3Gbpsでのテストでは129.8MB/sと妥当な値になりました。今回使用したStar-U3S6でキャッシュか何かが効いているんでしょうかね?

波形はガタガタにならずきれいなもんですね。と、安心したところフォーマット!

フォーマット

パーテーションスタイルはMBRを用いました。GPTにする意味もありませんし…

初回フォーマットということで、今回も完全フォーマットを実行。

フォーマットに要した時間は1時間32分。ST3500418ASの時は1時間22分と1時間16分50秒でしたので、遅くなってますね。特にSATA 6Gbpsにしたからフォーマットが早くなるということはないようですね。

フォーマット後にプロパティを確認すると容量は500,104,687,616バイト(465.76GB)。ST3500418ASと1バイトのズレもありませんでした。

再びHDTune2.55

最後にHDTune2.55でチェック。フォーマット前と変わらずOK!ST3500418ASの時(31℃)と比べるとフォーマット直後の温度がかなり高めですが、まぁ、室温も違いますし、一概に発熱量が多いとは言えないでしょうね。

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【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【CrystalDiskMark編】

~目次~

【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【目次】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【フォトレビュー編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【準備&HDTune編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【CrystalDiskMark編】←今ココ
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【消費電力編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【まとめ】

さて、準備ができましたのでCrystalDiskMarkで検証していきます。

初めに検証環境を確認しておきます。

ベンチマーク環境:『自作PC 3号』
[CPU]Core2Quad Q9650@定格
[Memory]DDR2 800 2G×4@定格
[M/B]Gigabyte GA-EP45-DS5
[System HDD]Seagate ST3320613AS
[Data HDD]ST31500341AS + ST3500418AS×2(RAID0)
[VGA]HIS Radeon HD3870 IceQ3
[OS]Windows7 Home Premium 64bit
[SATA 3Gbps]Intel ICH10R (Intel Rapid Storage 10.1.0.1008)
[SATA 6Gbps]MSI STAR-USB3/SATA6 (1.0.0.1031)

2年前にST3500418ASで検証した際はWindows Vistaでしたが、今回はWindows 7になってます。OSによる違いが多少なりとも出ると思いますので、本来であれば再測定した方がいいのかもしれませんが、ちょっと時間がないので省略。ご理解いただきたい。

接続インターフェースについては【準備編】で書いたようにSATA 6GbpsはStar-U3S6、SATA 3GbpsはICH10Rを用いた。

CrystalDiskMark 3.0.1 x64

では、さっそくCrystalDiskMarkの最新版で測定。

まずは、SATA 6Gbpsでの結果。

データサイズ1000MBの結果ですが、500GBプラッタ世代の7200rpm HDDらしい結果となってますね。

次にSATA 3Gbpsでの結果。

ほとんど変わりませんね。これだけを見るとSATA 3Gbpsから6Gbpsへ向上していることに対するアドバンテージは感じられませんね。

このほか50MB~4000MBまでの計測を行ってますが、ここでは省略します。気になる方はこの記事の一番下にスクリーンショットを載せますので、そちらを見てくださいな。

CrystalDiskMark 2.2 Barracuda比較

何故にCDM2.2?と思われるかもしれませんが、これまでとってきたHDDのベンチマークデータがほとんどCDM2.2で取ってますし、CDM3でも細かいデータサイズ変更方法がわからないので、細かい比較はCDM2.2で行います。

まず、データサイズ1000MBにおける他のHDDとの比較を。

すべてのHDDはSATA 3Gbpsで測定、『ST3500413AS』以外の各データは以下から引用しました。

Barracuda 7200.12 500GB ST3500418AS (500GBプラッタ)
Barracuda LP 1.0TB ST31000520AS (500GBプラッタ)
Barracuda 7200.11 1.5TB ST31500341AS (375GBプラッタ)
Barracuda 7200.11 320GB ST3320613AS (320GBプラッタ)

パッと見、残念なことに気づきますが、ST3500418ASよりも遅いです…

後継でインターフェースも6Gbpsになりましたので同程度かちょっぴり向上するのを期待してましたが、残念ながらどの値もST3500413ASよりも低くなりました。

これまで同じHDDを複数購入して比較した際には10MB/s程度の個体差があったことも何度もありますので、ただ単にハズレを引いてしまっただけかもしれませんが、ちょっとがっかりですね。回転数が低いBarracuda LPよりもシーケンシャルが遅いとは…

CrystalDiskMark 2.2 データサイズ詳細検証

がっかりしたところ、次はデータサイズを1MBから2048MBまで変化させた際の結果を見ていきます。

この検証ではキャッシュ容量の効果範囲がわかり、さらにキャッシュ効果範囲を用いることでHDDの最大転送レートが見ることができる。つまり、ここではSATA 6Gbps対応になったことの効果が見えるハズである。

いきなり、SATA 6Gbpsの結果を見ても楽しくないので、まずはSATA 3Gbpsの結果から。

キャッシュ容量の効果はランダムアクセス時に大きく表れていてRead/Writeのどちらも16MB付近で急激に転送レートが低下している。

最大転送レートはReadデータサイズ1MBで223MB/sとなっていて、これまでベンチマークを行ってきたST3500418ASやST3320613ASと同程度になっている。ここら辺が当環境でのSATA 3Gbpsの限界なんでしょうね。

お次にSATA 6Gbpsでの結果を見てみると…

キャッシュ有効範囲外では違いがありませんが、有効範囲内ではリミッタが解除されたように転送レートが全体的に向上!Readデータサイズ1MBで最高380MB/sが出ました。SATA 3Gbpsの理論最大値300MB/sを超えました!

『現在のHDDではSATA 6Gbpsの効果なし』と言った記述を雑誌等で見かけますが、HDDのキャッシュとの間のやり取りに限ればSATA 6Gbpsを採用する意味はあるのではないでしょうか?

もちろん、体感上では速度向上は感じられないと思うので『効果なし』はあながち間違ってない気もしますが(^^;)

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【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【消費電力編】

~目次~

【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【目次】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【フォトレビュー編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【準備&HDTune編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【CrystalDiskMark編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【消費電力編】←今ココ
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【まとめ】

この【消費電力編】は『お待たせしました!』と言ったところでしょうか。

去年の12月上旬にHDD用の消費電力計測装置が完成したことをお知らせしてから大分経ちましたが、初の本格利用。装置のケースがなかったり3.3Vライン用の測定回路が完成してなかったりと、相変わらず試作品状態ですが、高精度な測定器を用いて測定値の校正は行いましたので、今回用いることにしました。なお、今回用いるST3500413ASは3.3Vラインを使用していないことはマニュアルから確認しています。

電源は市販のHDD用のACアダプタを用いようと思っていましたが、アレって以外に根性ないんですねΣ(゜д゜lll) 起動時の大電流で12Vラインが大きく電圧降下して11V程度まで落ちてしまったので、PCのATX電源(ELT500AWT)を引き出して用いることにしました。

消費電力検証 @SATA 3Gbps

12Vラインと5Vラインの電圧・電流を測定した結果が上のグラフ。

横軸が(data points)となってますが、ほぼ(秒)だとおもってください。100m秒おきに測定を行うように設計したんですが、どうも誤差があるようで長時間測定でズレが大きくなったのでdata pointsとしました。

SpinupがHDDの起動時。プラッタ加速には12Vラインが用いられていることが確認できる。その際には1.3A程度の電流が12Vラインに流れている。

Idleはプラッタは回転しているがアクセスが行われていないアイドル状態。よく雑誌のベンチマーク等で『アイドル時』と表記されている状態ですね。

Standbyはプラッタの回転が停止してスピンアップ待ちをしているの状態。指令があれば起動しなければならないので、待機電力を消費している。

最後のCrystalDiskMarkはベンチマーク中の状態です。

12V、5Vどちらも負荷がかかっても電圧は降下することなく安定していることがわかる。

上のグラフの電圧×電流で消費電力を計算した結果が下のグラフとなる。

グラフにおける12Vの値の頂点は12Vと5Vの消費電力を足し合わせた値(総消費電力)となっている。

HDDの消費電力が最大となるのはプラッタを加速するSpinup時。ST3500413ASでもこの際に最大となっており、16Wの電力を消費している。Spinup時の消費電力は回転数とプラッタ枚数に大きく依存しているため、1プラッタであるST3500413ASはおそらくは消費電力が少ない方だと考えらえる。

Idle時の消費電力は最大4.6W、平均3.5W、Standby時は最大1.5W、平均1.3Wとなった。

グラフ上ではパッと見でIdleの平均が4.5W程度に見えますが、グラフ上では山になっている部分に谷が消されているためで、実際の平均値は見た目よりも低くなっています。

意外だったのがCrystalDiskMark時の消費電力。激しくアクセスしている消費電力が増加するかとおもってましが、時々急激に増えることが何度かある以外はそれほど急増せず、むしろ低いところもある。

Barracuda 7200.12のマニュアルを確認すると…

Spinup時に5Vラインを使用していない点やIdle時の消費電力はピッタリ一致。

仕様ではStandby時の12Vラインが0.01Aとなってますが、現状として測定装置で測定可能な最少電流が12Vラインで0.05A、5Vラインで0.03Aなのでそれだけで0.75Wの誤差があることなる。そう考えると、まぁ、妥当な値ではないでしょうか?

消費電力検証 @SATA 6Gbps

次にSATA 6Gbps時の消費電力。それほど違いがあるとは思えませんが、もし消費電力の大幅な増減があれば節電目的でインターフェースを選択するといったことも考えられますので、検証してみました。

Spinup時の消費電力はSATA 3Gbpsの時とほとんど変わりませんでした。まぁ、インターフェースが変わろうと加速度と最終的な回転数は変わりませんからねぇ。当然といえば当然かもしれませんね。

Idle時はSATA 3Gbps時にはなかった短いピークがときおり表れている。最大値は9.4W、平均は3.8W。

Standby時は最大2.1W、平均1.5Wとなった。

SATA 3Gbps時と比較すると平均で0.3Wほど消費電力が上昇している。SATA 3Gbps時に比べると6Gbps時は処理する情報が少なからず増えるために消費電力が増えているんでしょうねぇ。

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