2011/6/26 日曜日

【レビュー的な何か】Seagate BarracudaLP『ST2000DL003』【目次】

先日、再構築したST3500418(3)AS 3台によるRAID0アレイ。

RAID0アレイは台数を増やせば増やすほどパフォーマンスが向上するが、その分だけHDD故障によるリスクが高くなる。RAID0アレイは動画編集用に用いているのだが、趣味で撮っているもの以外に依頼を受けて撮影しているデータもあるので、しっかりデータを保存する必要もある。

よって、RAID0アレイの内容をバックアップするために新たに2TBのHDDを購入することに。

常時バックアップではなく、必要に応じて手動でバックアップを取るためパフォーマンスはそれほど重視しないため、省電力型のHDDから選択。候補としてSeagateの『Barracuda LP』、Western Digitalの『Caviar Green』、Samsungの『EcoGreen』、HGSTの『Deskstar 5K3000』などがあげられるが、Seagateの『Barracuda LP』シリーズは5,900rpmと他よりもほんのちょっぴり回転数が高く、パフォーマンスと消費電力のバランスが良いことを売りにしている。

今回はそのBarraucda LPシリーズの新2TBモデル『ST2000DL003』を購入し、そのバランスとやらが本当に良いのかを見てみます。

~目次~

  1. フォトレビュー編
  2. 準備編 その1
  3. 準備編 その2
  4. CrystalDiskMark編
  5. 消費電力編
  6. まとめ編

【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【フォトレビュー】

Seagate Barracuda LP 『ST2000DL003』 目次

【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【フォトレビュー】←今ココ
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【準備編その1】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【準備編その2】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【CrystalDiskMark】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【消費電力】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【まとめ】

まずは、お馴染みフォトレビューから。

今回購入したのはバルク品ですが、梱包はいつものシールド袋。

Seagate製品保証シールも変わらずですね。

中身はこんな感じ。

初代Barracuda LPではBarracuda 7200.11シリーズの筐体を受け継いだ形でしたが、2世代目にあたる新Barracuda LPではBarracuda 7200.12シリーズに近いデザインに。それに合わせてシールも7200.12と同じに。

シールの右上には『Barracuda LP』の文字が。2000GBの文字は左寄せになってますねぇ。

ちなみに、Seagateは2世代目の『Barracuda LP』から『Barracuda LP』の名前をあまり使わず、『Barracuda Green』の名称で呼んでいますが…

シールの真ん中辺に別に『Barracuda Green』と書かれていました。

ややこしいなぁ…

裏面もBarracuda 7200.12世代と同じような基板サイズになりました。

基板のチップ類を見ると…

コントローラが『LSI B6650B』、DDR SDRAMが『Samsung K4H511638G-LCCC』。

DDR SDRAMは512MbのDDR400の物なので、仕様通り64MBのキャッシュが搭載されていることがわかる。

【準備編その1】

【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【準備編その1】

Seagate Barracuda LP 『ST2000DL003』 目次

【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【フォトレビュー】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【準備編その1】
←今ココ
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【準備編その2】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【CrystalDiskMark】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【消費電力】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【まとめ】

それでは、使用する準備を進めていきます。

まず、マザーボード(GA-EP45-DS5)のICH10R側SATA 3Gbpsに接続します。

認識はOK。

SMART値もOK。ST3500413ASもそうでしたが、最近のSeagateのHDDは初回起動時に電源投入回数が1回にならないのが仕様のようですね。出荷前にテストしているんでしょうね。

でもって、HDTunesでチェックしていくと…

あれっ?エラーが出ました。

そして、しばらくすると…

ICH10RがST2000DL003を見失ってしまったようです…

とりあえず、一旦取り外して、再度接続すると再び認識しましたので、HDTunesを再挑戦すると…

これはひどい…

最高で33.2MB/s、バース転送が25.8MB/s。先ほどエラーが発生した箇所はそもそも読めなくなってしまいました。

CrystalDiskInfoでSMART値をチェックすると…

回復不能セクタが8個発生していました。

どうやら、初期不良を引いてしまったようです。さっそく購入したお店へ行って初期不良交換してもらいました…

【準備編その2】

【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【準備編その2】

Seagate Barracuda LP 『ST2000DL003』 目次

【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【フォトレビュー】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【準備編その1】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【準備編その2】
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【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【CrystalDiskMark】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【消費電力】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【まとめ】

初期不良交換で新たにやってきた『ST2000DL003』。

SMART値はOK。

今度はHDTuneも問題なくクリアしました。

最小転送レート:60.3MB/s
最大転送レート:141.8MB/s
平均転送レート:105.9MB/s
アクセス時間:14.0ms
バーストレート:131.8MB/s

というわけで、ようやくフォーマット作業に。

パーティションスタイルはGPTにする理由も特にないので、MBRにしました。

NTFSの完全フォーマットで5時間19分かかりました。

さすがに、2TBともなると長い…

フォーマット後の実容量は2,000,396,742,656バイトでWindowsの表示上は1.81TB。1割も減ると悲しくなりますねぇ。OS上でも正しいTB表示にならんもんかねぇ。

【CrystalDiskMark】

【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【CrystalDiskMark】

Seagate Barracuda LP 『ST2000DL003』 目次

【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【フォトレビュー】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【準備編その1】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【準備編その2】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【CrystalDiskMark】
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【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【消費電力】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【まとめ】

初めに検証環境を確認しておきます。

ベンチマーク環境:『自作PC 3号』
[CPU]Core2Quad Q9650@定格
[Memory]DDR2 800 2G×4@定格
[M/B]Gigabyte GA-EP45-DS5
[System HDD]Seagate ST3320613AS
[Data HDD]ST31500341AS + ST3500418AS×2(RAID0)
[VGA]HIS Radeon HD3870 IceQ3
[OS]Windows7 Home Premium 64bit
[SATA 3Gbps]Intel ICH10R (Intel Rapid Storage 10.1.0.1008)
[SATA 6Gbps]MSI STAR-USB3/SATA6 (1.0.0.1031)

今回測定する『ST2000DL003』はSATA 6Gbpsまで対応となってますので、SATA 3GbpsとSATA 6Gbpsの両方において測定を行いました。そのさい3Gbps時はマザーボードのICH10R、6Gbps時はMSI製のSATA 6Gbpsインターフェースボード『STAR-USB3/SATA6』を使用しています。

STAR-USB3/SATA6には帯域に制限があってSATA 6Gbpsの性能がフルに発揮できませんが、HDDであれば、そこまで帯域を使用することは無いと考えて、そのまま用いました。詳細は以前書いた記事を参照してください。

はいじん☆ちゃんねる >>【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【準備&HDTune編】
http://haizin.serveblog.net/?p=8166

CrystalDiskMark 3.0.1 x64

まず初めにCrystalDiskMark 3.0.1 x64での結果をチョロッとみてみます。

上がSATA 3Gbps、下がSATA 6Gbpsの結果。多少上がっている値もありますが、まぁ、ほとんど変わらないといってよさそうですね。転送速度については、次のCrystalDiskMark 2.2の結果で詳しく見ていきます。

CrystalDiskMark2.2 Barracuda比較

これまで取ってきたBarracudaシリーズのデータが多いCrystalDiskMark2.2での比較を行います。

それにしても速い!ST2000DL003!本当に5krpm台なのか?と思ってしまうくらい速い!

自分が所有しているHDDの中では最速の値となっていて、シーケンシャルリードでは初の140MB/s台。ちょっと前までは5krpm台のHDDは遅くてシステムHDDや動画編集には使えないと思ってましたが、これなら十分に使えそうですね。

正直驚きです。

CrystalDiskMark 2.2 データサイズ詳細検証

続いて、データサイズを1MB~2048MBまで変化させた結果です。まずは、SATA 3Gbps。

キャッシュが効いている1MB~32MB付近のリードでは210MB/s程度で頭打ちになっていて、SATA 3Gbpsの限界に達していることがわかる。

若干気になるのが、キャッシュの有効範囲が予想よりも狭いこと。これまで他のHDDで取ってきたデータからすると、64MBのキャッシュを搭載していれば、ランダムリードが64MB付近まで高い値を維持していてもよさそうなのですが、今回は32MB付近で下がっており、32MB程度しか効いていないように見える。

フォトレビューの際に搭載されているDDR SDRAMは確かに512Mbのものであることを確認していますので、コントローラ側がキャッシュを有効に使えていないのか?それとも64MBキャッシュの特性がこんなものなのか?64MBキャッシュを搭載したHDDが手元に他にないので確かめられませんが、そのうちチェックしてみましょう。

お次にSATA 6Gbpsの時。

キャッシュが効いていない範囲ではそれほどSATA 3Gbpsとの違いはありませんでしたが、キャッシュ有効範囲内では見事に伸びました。最高で350MB/sとSATA 3Gbpsの理論最大転送レートを上回り、キャッシュ有効範囲内ではSATA 6Gbpsの効果があることがわかります。

ただし、書き込む側はプラッタに直接書き込む時間は同じなのでSATA 6Gbpsの利点は無し。

キャッシュの有効範囲幅もSATA 3Gbpsの際と変わらず32MB付近でした。

【消費電力】

【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【消費電力】

Seagate Barracuda LP 『ST2000DL003』 目次

【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【フォトレビュー】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【準備編その1】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【準備編その2】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【CrystalDiskMark】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【消費電力】
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【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【まとめ】

最後に消費電力を検証します。

測定には自作のHDD消費電力計を使用しました。詳細は…

はいじん☆ちゃんねる >> 【レビュー的な何か】自作HDD消費電力計【目次】
http://haizin.serveblog.net/?p=8447

にて。SATAの3.3V測定用の回路は未完ですが、ST2000DL003は12Vと5Vのみで動作しており、3.3Vラインは使用していないことはマニュアルにて確認していますので、今回は測定していません。

消費電力検証 @SATA 3Gbps

まずは、SATA 3Gbps接続時の測定結果を。

12Vと5Vの各ラインでの電圧と電流値。横軸が(data points)になっていますが、ほぼ(秒)と思ってください。設計では100m秒おきに測定を行うようにしたんですが、若干誤差があったもので…

全体の傾向としては以前測定を行ったST3500413ASと同様で、スピンアップ時にプラッタを加速するために12Vラインが最大値を示し、その後は12Vラインはほぼ一定となっている。

この結果から電圧×電流で消費電力を計算した結果が下のグラフ。

5Vの消費電力の上に12Vの消費電力が積み重なるように表示させています。

消費電力が最大となるのはスピンアップ時で瞬間最大で約20Wとなっている。1プラッタの7,200rpm『ST3500413AS』では16Wでしたので、プラッタ枚数が3枚の『ST2000DL003』のほうが回転開始にかかる負荷が大きく消費電力が大きいことがわかる。最大回転数がST2000DL003の方が低いので、もっと低いかと思ってましたが、プラッタ枚数の方が影響が大きいようですね。

仕様書によるとスピンアップ時の電流量は2.0Aとなっており、今回の測定の限りでは1.5Aであったのでちょっと低めに出ましたね。

Idle時の平均消費電力は3.5W、Standby時が1.6W、CrystalDiskMark実行中のOperating時は4.0Wとなった。

仕様書では以上のような値となっています。Seagateが行っている測定と測定方法も違いますので単純な比較はできませんが、Standby時以外は仕様書よりも低めの値になっていますね。Standby時が高いのは測定装置のゼロ点で0.75W程度のオフセットがあってゼロ近くの値が正しく測定できないことも関わっているとおもいますので、実際のStandby時の値はもっと低いと思います。

ST3500413ASではIdle 3.5W、Standby 1.3W、Operating 3.4Wでしたので、ST2000DL003の方が全体的に消費電力が高いようですね。回転数よりもプラッタ枚数の方が消費電力に関わるようで。

消費電力検証 @SATA 6Gbps

次に、接続インターフェースをSATA 6Gbpsにした場合。

SATA 6Gbpsの場合も全体的な傾向はSATA 3Gbpsと変わらず。

消費電力の値を見てみると…

Idle時で3.2W、Standby時で1.6W、Operating時で3.8Wとなり、SATA 3Gbps時と比べるとIdle時で-0.3W、Operating時で-0.4Wとなった。

ST3500413ASの際はSATA 6Gbpsの方が消費電力が高かったですが、ST2000DL003では逆にSATA 6Gbpsの方が低い結果になりました。零点数Wの微妙な差ですし、接続インターフェースによる消費電力はそれほど変わらないのかもしれませんね。

【まとめ】

【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【まとめ】

Seagate Barracuda LP 『ST2000DL003』 目次

【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【フォトレビュー】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【準備編その1】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【準備編その2】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【CrystalDiskMark】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【消費電力】
【レビュー的な何か】BarracudaLP『ST2000DL003』【まとめ】
←今ココ

HDDで初期不良を引いて若干ビックリでしたが、使い始める前にテストすることは重要だなぁと感じた今回の【レビュー的な何か】。

667GBプラッタを採用し、回転数を他社の5krpmよりも高めにすることで、パフォーマンスと消費電力を両立しているとしている新『Barracuda LP』シリーズ。

今回は2TBモデルの『ST2000DL003』を検証してみましたが、パフォーマンスは高く、シーケンシャルR/Wでは500GBプラッタの7,200rpm HDDを上回る結果となった。消費電力については、1プラッタの7,200rpm HDDとほぼ同等となった。他の5krpm台HDDで測定を行ったことがないので、これが5krpmとしては高いのかどうかはわかりませんが、予想していたよりは高かったですね。

一昔前なら5krpm HDDは倉庫用にしか使えないと思ってましたが、『ST2000DL003』ではシステムHDDや動画編集でも十分に使えるHDDだと感じました。確かに、Seagateのいうようにパフォーマンスと消費電力のバランスを重視する場合には良いHDDのようです

2011/4/21 木曜日

【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【目次】

2年前にSeagateのBarracuda 7200.12の500GBモデル『ST3500418AS』を2台購入して構築したRAID0環境。動画編集に用いていたのだがついに満杯になってしまい、新たに1台増設することにしました。

Seagate Barracuda7200.12 SerialATA 6Gb/s 500GB ST3500413AS - SEAGATE

Seagate Barracuda7200.12 SerialATA 6Gb/s 500GB ST3500413AS

SEAGATE

発売日:- | 定価:¥ 3,980 (掲載時現在)| amazonで購入する

現在もPCパーツショップでは『ST3500418AS』は販売されていますが、実はひっそりと後継モデル『ST3500413AS』が発売されていたりする。『ST3500413AS』と『ST3500418AS』の違いは何かというと仕様上ではインターフェースがSATA 3Gbpsから6Gbpsに変更されただけのマイナーチェンジ。シリーズ名もBarracuda 7200.12のままとなっている。

本来、RAIDを組む際は同じモデルのHDDを用いることが望ましいが、今回は新たにバックアップ機能を強化した上での構築を計画しているので、このことは気にせずに『ST3500413AS』を購入してみた。新製品を試す楽しみもありますしね(^^)

~目次~

  1. フォトレビュー編
  2. 準備&HDTune編
  3. CrystalDiskMark編
  4. 消費電力編
  5. まとめ編

【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【フォトレビュー編】

~目次~

【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【目次】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【フォトレビュー編】←今ココ
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【準備&HDTune編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【CrystalDiskMark編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【消費電力編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【まとめ】

最初はいつも通り外見から見ていきましょ。今回は『ST3500418AS』との比較をメインに。

まずは、袋に入った状態。

製品保証シールはST3500418ASと変わらず。袋を開けてみると…

こんな感じ。試しに、ST3500418ASと並べてみると…

若干ラベルの印刷の大きさが違う部分がありますが、型番を見ない限り『ST3500413AS』と『ST3500418AS』の見分けがつきません。ちなみに、写真では左が『ST3500413AS』で右が『ST3500418AS』。

裏面を見ると…

これまた、ほとんど同じ。

基盤を引っぺがしてみると…

これがST3500413ASで…

こちらがST3500418AS。

パッと見で大きく変わっているのはコントローラが『LSI B5502C20』から『LSI B5502D0』に、DDR SDRAMが『HYNDAI HY5DU281622』から『winbond W9412G6IH』に代わってました。

ドライブの厚さは…

(上:ST3500413AS 下:ST2000DL003)

Seagateの1プラッタモデルおなじみの薄型となっている。これまた『ST3500418AS』と同じ。

【レビュー的な何か】7200.12 ST3500418AS【フォトレビュー編】
http://haizin.serveblog.net/?p=3808

『ST3500418AS』とほとんど同じということで詳しいことは以前の『ST3500418AS』の記事参照ということでフォトレビューはこれでおしまい!

【準備&HDTune編】へ

【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【準備&HDTune編】

~目次~

【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【目次】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【フォトレビュー編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【準備&HDTune編】←今ココ
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【CrystalDiskMark編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【消費電力編】
【レビュー的な何か】7200.12 ST3500413AS【まとめ】

お次は使用の準備をしていきます。

Star-USB3/SATA6

今回は初のSATA 6Gbps対応ドライブということでmsiのSATA 6Gbpsインターフェースボード『Star-USB3/SATA6 (以下Star-U3S6)』を用いて作業を進めました。

本来であればSATA 6Gbpsの性能を今のところフルに発揮できるチップセット内臓コントローラを利用したいところだったんですが、対応マザーボードを所有していなく、予算が足りなかったので今回は安く入手したStar-U3S6でテストしました。

Star-U3S6はSATA 6Gbpsコントローラには『Marvell 88SE9128』、USB3.0コントローラに『D720200F1』を搭載しており、PCI Expressブリッジチップ『PLX8608』を通しPCI Express 1.0 x4接続できるようになっている。

(データシートPDF)Marvell 88SE9128
http://www.marvell.com/products/storage/storage_system_solutions/sata_controllers_pc_consumer/6_gbs_sata_raid_controller_88se91xx_product_brief.pdf

注意が必要なのが、『Marvell 88SE9128』自体はPCI Express 2.0 x1 (5Gbps)までしか対応していないためSATA 6Gbpsをフルに発揮することはできない。今回はSATA 6Gbpsの性能をフルに活用するSSDではなくHDDなので特に問題はないと考えてStar-U3S6を用いた。

PCI ExpressスロットはIntel P45につながっているPCI Express 2.0 x8スロットを使用。このため、グラフィックボード(Radeon HD3870)とPCI Express 2.0 x16を共有している状態になっている。グラボに負荷がかかる比較なら問題になるでしょうけど、今回はHDDだけなので問題はないでしょう。

また、後程CrystalDiskMarkでのベンチマークを行っているがSATA 3Gbpsでの結果はマザーボードのICH10Rに接続した際の結果となってます。

CrystalDiskInfo 3.10.0

まずは、起動後にCrystalDiskInfo 3.10.0でSMART値等をチェック。

おっ?初回起動なのに電源投入回数が4回になってますね。これまで購入したSeagate製品は(おバカをしなかったものは)初回起動時に1回になってましたので、最近は出荷前にテストしてるんでしょうかね?

あと対応転送モードはSATA/600になっていることが確認できますね。

HDTune 2.55

お次にフォーマット前にHDTune 2.55でチェック。

Minimum : 61.8 MB/s
Maximum : 124.4 MB/s
Average : 101.8 MB/s
Access Time : 15.9ms
Burst Rate : 1906.9 MB/s
CPU Usage : NG

CPU使用率がマイナス値となってますが、Windows7では正しく計測できないのは仕様らしいのでNGということで。バースト転送レートがSATA 6Gbpsの限界を軽く超えてますが、後程行ったSATA 3Gbpsでのテストでは129.8MB/sと妥当な値になりました。今回使用したStar-U3S6でキャッシュか何かが効いているんでしょうかね?

波形はガタガタにならずきれいなもんですね。と、安心したところフォーマット!

フォーマット

パーテーションスタイルはMBRを用いました。GPTにする意味もありませんし…

初回フォーマットということで、今回も完全フォーマットを実行。

フォーマットに要した時間は1時間32分。ST3500418ASの時は1時間22分と1時間16分50秒でしたので、遅くなってますね。特にSATA 6Gbpsにしたからフォーマットが早くなるということはないようですね。

フォーマット後にプロパティを確認すると容量は500,104,687,616バイト(465.76GB)。ST3500418ASと1バイトのズレもありませんでした。

再びHDTune2.55

最後にHDTune2.55でチェック。フォーマット前と変わらずOK!ST3500418ASの時(31℃)と比べるとフォーマット直後の温度がかなり高めですが、まぁ、室温も違いますし、一概に発熱量が多いとは言えないでしょうね。

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