2013/6/29 土曜日

JogShuttle Controller ver4.1

1年半くらい前に作成したCanopus製ジョグシャトル『JD-1』用の仮想ドライバ。

【お年玉企画?】Canopus JD-1用ドライバを自作してみた
http://haizin.serveblog.net/?p=9320

ジョグダイアルを回転させた際に生成できるのがキーコードのみのため、Webブラウザ等のスクロールには上下矢印キーを割り当てていました。これがマウスのホイールとは若干違う動作をしていたために、若干使い勝手が悪かった。

そこで、キーコード以外に、マウスホイールイベントが生成できるように書き換えてみました。

参考にしたのはこちらのページ

VB.netでマウスクリックなどの操作を行う – Yahoo!知恵袋
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n31274

この変更によってマウスホイールイベントが生成できるようになりましたが、前バージョンからアップデートする場合は設定ファイルに追記が必要になります。

マウスホイールイベントを用いることでキーコードよりもはるかにスムーズなスクロール動作が可能になりました。EDIUSやPremiereでのフレーム移動が大分し易くなったかと。

実行ファイル (コンパイル済)
JogShuttle Controller v4.1.zip

VisualBasic 2012 プロジェクト (ソースコード)
JogShuttle_Controller_VBProjectv41.zip

お約束

お約束なので書いておきますが、使用して何らかの損害を被っても私は知りません(`・ω・´)キリッ 自己責任でお使いくださいな。ただ、おかしな挙動を示した場合には報告をいただければ今後の改善に役立つかと思いますので、この記事のコメントにでもお願いします。

あと、完全に趣味で作っているものなのでCanopus(現グラスバレー)さんへ問い合わせるとかはおやめ下さいな。

2012/1/1 日曜日

【お年玉企画?】Canopus JD-1用ドライバを自作してみた

新年一発目はコレ!

Canopus製のJog/Shuttleコントローラ『JD-1』。

JD-1 製品情報 – GRASSVALLEY
http://pro.grassvalley.jp/catalog/jogdisk/jd1_index.htm

動画編集でコマ単位の編集を行う際に便利なジョグダイヤルですが、こいつのドライバは対応しているソフト以外で動作せず、もうメーカーのサポート終了しているために、対応ソフトが増える望みも無い…

なら、自分でドライバを作ってしまおう!

というわけで、VB.netを使って作ってみました。

そして、同様に困っている同士の参考になればと思い、ソース等を公開します!お年玉だと思って活用して頂ければと思います!

JD-1の動作確認

まず、初めにJD-1がどのように動作するかを確認してみました。

Canopusの公式ドライバをインストールしていない状態で接続すると…

『HID準拠コンシューマー制御デバイス』として認識した。

さすがに、ハードウェアレベルからドライバ作成するとなると大変だなぁ~と思ってましたが、HIDで認識してくれているので、ここから送られてくるデータを解析して利用することにしました。

正確には『ドライバ』と呼んでいいのか微妙ですが、まぁ、細かいことは(゚ε゚)キニシナイ!!

HIDドライバから受けた信号を作成するドライバで読み込んで、その信号に応じたキーコードを仮想キーボードから送信する。送信するキーコードを使用するソフトウェアのショートカットキーに割り当てることで動作させる。

これなら、どのソフトウェアでも対応できる!

HIDからのデータを読み出す方法はこちらのサイトのコードを使わせていただきました。

ぬるり。: Raw Input(直訳:生入力)
http://hongliang.seesaa.net/article/18076786.html

上記サイトのコードでは『マウス』のデータを読み出すことを目的にしているので、これを『コンシューマ制御デバイス』のデータを読み出すようにしました。

HIDデバイスには目的に応じて[Page]と[Usage]が指定されており、『マウス』の場合は[Page : 1][Usage : 2]となっている。

USB.org – HID Tools
http://www.usb.org/developers/hidpage/

各デバイスに割り当てられているPageとUsageについてはUSB-IFが公開している一覧表『HID Usage Tables』で調べることができる。

今回用いる『コンシューマ制御デバイス』の場合は[Page : 13][Usage : 1]となっているので、ここを書き換えている。

上記コードから得られるHIDの生データを解析すると、ジョグダイヤルは1クリックするごとに1信号、ボタンは押した瞬間離した瞬間にそれぞれ1信号が送信されることが分かった。押した瞬間と離した瞬間を読み取ることで、押しっぱなしを検出できますが、今回は押した瞬間のみ用いました。

作成したドライバ

ドライバの作成はVisualBasic 2010を使用。

以前から、何度か書いているように、自分はプログラミングは大の苦手で正直「動けば何でもいい」と言う考えなので、基本的には上で紹介したソースコードに手を加えた程度となっています。VBも今回初挑戦!

で、実際に作成したドライバは…

[JogShuttleController.exe]と[settings.xml]の2ファイル構成。

JogShuttleController.exeを起動するとタスクバーの通知領域に常駐し、HID信号を監視します。

アイコンはWindows 7の通知領域と似たデザインになるようにしましたが、自分のセンスではこれが限界(^^;)

とりあえずアイコンが表示されれば起動完了。

JD-1からのデータを元にキーコードが送信されるようになる。

キーコード等の設定ですが、通知領域のアイコンを右クリックすると…

設定画面の項目が表示される。

設定画面はこんな感じ。設定内容はexeファイルと一緒に入っている[settings.xml]に保存されているんですが、自分にはxmlファイルを出力する方法が分からなかったので、細かい設定はxmlファイルを書き換えることで行うことになる。(気が向いたら実装するかも…)

この画面で設定できるので[動作モード][感度]およびそれらを切り替えるためのボタン設定。

まず[動作モード]ですが、複数のモードを登録することでアプリケーションごとに異なる動作をさせることができる。とりあえず、自分がよく使うソフトを5つほど登録してみました。

動作モードを増やすには[settings.xml]に追記を行うことで可能となっているが、その方法はxmlファイル内に書いてありますので、そちらを参照あれ。

もうひとつ、設定できるのが、[感度]。

[感度]はジョグダイヤルを1クリックさせると何回キーコードを送信するかを設定できる。動画編集でコマ単位の編集を行う際には不要な機能だが、Webブラウザでページをスクロールする際にはジョグダイヤルを回す回数が少なくて済むので手が疲れなくて便利だったりする。

[動作モード]と[感度]の切り替えは変更ボタンを登録しておくことで、設定画面を出さずに行うことも可能。

設定したボタンを押すとこんな感じでバルーンが表示されて変更された内容を知ることができる。

ダウンロード

とまぁ、作成したドライバですが、JD-1が肥やしになってしまっている方もいるかと思いますので公開しておきます。一応、Windows 7 64bit版とWindows XPにて動作することは確認してあります。

Canopus-JD1-JogShuttle-Controller.zip

なお、参考にさせてもらったソースコードを公開しているサイトさんが「改変、再頒布可」としていますので、VBプロジェクトも公開しておきます。使いやすいように改変したり、他のHID機器用のドライバ作成の参考になればと思います。

JogShuttle_Controller_VBProject.zip

お約束

お約束なので書いておきますが、使用して何らかの損害を被っても私は知りません(`・ω・´)キリッ 自己責任でお使いくださいな。ただ、おかしな挙動を示した場合には報告をいただければ今後の改善に役立つかと思いますので、この記事のコメントにでもお願いします。

あと、完全に趣味で作っているものなのでCanopus(現グラスバレー)さんへ問い合わせるとかはおやめ下さいな。

2011/2/20 日曜日

【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【AGPx8編】

~目次~

【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【目次】
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【検証環境・手法】
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【お買いもの編】
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【グラボ準備編】
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【Blu-ray準備編】
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【検証編】
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【まとめ編】

(追記 / 番外編)
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【番外編】
【レビュー的な何か】CoreDuoT2400でBlu-ray再生は可能か?
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【AGPx8編】←今ココ

Pentium 4でBlu-ray再生に挑戦した【レビュー的な何か】の追加検証編です。

以前の検証では上で示したような映像の乱れが発生した。CPUにはまだまだ余力があるので、原因はマザーボードがAGP x4までしか対応していないことではないかと考えた。

このほどAGP x8に対応したマザーボードを入手したので、追加検証を行いました。

検証環境確認

入手したマザーボードはGigabyteの『GA-8IPE1000 Pro2 (rev. 2.0)』

GA-8IPE1000 Pro2 – GIGABYTE
http://www.gigabyte.com/products/product-page.aspx?pid=1690

AGP x8に対応しているので、今回はこれで検証。というわけで、今回の検証環境を確認!

『自作PC 1号 (改)』
[CPU]Pentium 4(Northwood) 2.53GHz@定格 非HT
[Memory]DDR 333 512MB×2@定格
[M/B]GIGABYTE GA-8IPE1000 Pro2 (rev. 2.0)
[System HDD]IBM IC35L060AVVA07-0 (61.4GB)
[VGA]ATI Radeon 9500 Pro 128MB
[OS]Windows XP 3
32bit

前回との違いはマザーボードのみ。他のパーツはそのまま使用しました。マザーボード自体はデュアルチャンネルに対応していますが、前回と比較するためにメモリは敢えてシングルチャンネル動作させました。

ひとつ問題だったのだが、このマザーボードだと何故か前回使用したグラフィックドライバ『Catalyst10.12』のインストールができませんでした。できるだけ新しいものを入れようといましたが、結局インストールできたのは『Catalyst 9.6』。このままだと正確な比較ができなくなってしまうので、前回のAGP x4環境で『Catalyst 9.6』をインストールして実行してみましたが、結果は前回と変わらず、同じ個所で映像が乱れました。よって、ドライバはCatalyst 9.6で統一されていると考えてください。

再生テスト

では、さっそく再生テスト。

Get the Flash Player to see the wordTube Media Player.

今回は全く問題なく再生できました。ヌルヌル再生されていますし、コマ落ちや映像の乱れは一切発生していません。

まとめ

前回AGP x4でBlu-ray再生を試みましたが、映像の乱れがところどころ発生してしまいました。今回、改めてAGP x8に対応したマザーボードを準備し再検証を行いましたが、映像の乱れは発生せず快適に再生が可能でした。

もちろん他のパーツは変更してなくてもチップセットが違うのでその差によって発生している可能性はありますが、Blu-ray再生を行うには少なくともAGP x8はあった方が快適に再生できる可能性は高そうです。

というわけで、改めてまとめなおすと…

Pentium 4 + 動画再生支援 でBlu-ray再生は可能!

ただし、AGP x8推奨!

2011/1/3 月曜日

【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【目次】

ひさびさの【レビュー的な何か】。今回のお題は…

数世代前のPCでBlu-rayの再生が可能かどうか。

Why Blu-ray?

しかし、最近は地デジ移行によりハイビジョンテレビが(嫌でも)1家に1台あったり、FullHD対応液晶ディスプレイが非常に安くなってきて、高画質で映像が楽しめるハードウェア環境が普及してきている。さらに、コンテンツも映画やアニメを中心にDVDからBlu-rayへ移行が進んできている。こうなると、やはり『高画質で映像を楽しみたい』と思うはず。

Why Pentium4世代?

最近のPCパーツは安くて、お手軽にマルチコアPCを入手できますが、「普段はネットとOfficeだけ」という人はそんなスペックは必要ないと感じて いてPentium3や4世代を使い続けている人も多いはず。(自分も使用しているPCの8割はPen4世代だったり)

しかし、よく自作系の雑誌やWebサイトではCore2世代でのBlu-ray再生について検証を行っている記事を見かけますが、自分が調べた限りでは検証しているCPUは『PentiumD』あたりがもっとも古い。

Why not Pentium4世代?

それでは何故、Pentium 4世代で検証している記事が少ないのか?一番、考えられるのは『スペックが低すぎてBlu-ray再生は無理』または『ハードウェアの仕様上不可能』。それとも、ギリギリスペックのPentium 4世代でBlu-rayを再生しようとは誰も思っていないのかもしれない。

できるだけ低コスト

というわけで、今回の【レビュー的な何か】の目標はPentium 4世代でのBlu-ray再生検証なのだが、ひとつ重要なことを付け加えておくと、出費を必要最小限に止める。現在使用中の数世代前のPCでの再生が目的なのに、高価なハードウェア等を揃えてしまって、最新のPCを購入した方が安くなってしまっては元も子もない。というわけで、コスト優先!現在使用中のPCでBlu-ray再生が可能かどうか知りたい方に有意義な情報になればと思います。

~目次~

  1. 検証環境・手法
  2. お買いもの編
  3. グラボ準備編
  4. Blu-ray準備編
  5. 検証編
  6. まとめ編
  7. 追記 / 番外編

  8. 番外編(追記 2011/01/10)
  9. CoreDuoT2400編(追記 2011/01/15)
  10. AGPx8編(追記 2011/02/20)

【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【検証環境・手法】

~目次~

【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【目次】
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【検証環境・手法】←今ココ
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【お買いもの編】
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【グラボ準備編】
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【Blu-ray準備編】
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【検証編】
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【まとめ編】

(追記 / 番外編)
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【番外編】
【レビュー的な何か】CoreDuoT2400でBlu-ray再生は可能か?
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【AGPx8編】

まずは、検証を行うPCの構成を確認していきます。

『自作PC 1号』
[CPU]Pentium 4(Northwood) 2.53GHz@定格 非HT
[Memory]DDR 333 512MB×2@定格
[M/B]MSI MS-6533XG-L
[System HDD]IBM IC35L060AVVA07-0 (61.4GB)
[VGA]ATI Radeon 9500 Pro 128MB
[PCI 2]Buffalo LGY-PCI32-GT
[OS]Windows XP SP1~3
32bit

パッと写真を見てもらえば、自作を長年やっている人なら何の変哲もない普通のPen4世代の自作PCだということをおわかりいただけるかと。(普段はアナログ動画編集用にDV-Stormを搭載していますが、今回は邪魔なのではずしてます。 )

さて、このPCで検証していくのだが、まず始めに現状でドライブを増設しただけでBlu-rayを再生する能力があるかを見ますが、結論から言ってしまうと不可。MediaPlayerClassicで1280×720/30pのH.264動画でさえコマ落ちしてしまってBlu-rayなんて夢のまた夢といった状況である。

自分の環境との比較を行いたい方は3年ほど前に掲載したベンチマーク記事を参照してみてください。主要スペックは当時と変わってませんので(^^;)

はいじん☆ちゃんねる >> Pentium4 2.53GHz ベンチマーク結果
http://haizin.serveblog.net/?p=63

では、この性能不足PCでどのようにBlu-rayの再生を試みるかと言うと…

GPUによる動画再生支援(DVXA)を利用する。

動画再生支援について詳しくは…

はいじん☆ちゃんねる >> HD3870で動画再生支援(背景編)
http://haizin.serveblog.net/?p=509

見てもらうとして、早い話が、下の図に示すようにBlu-ray動画の再生で最も負荷がかかるH.264のデコードをGPUで支援することでCPUで賄いきれない処理をGPUで補うという作戦だ。

お次の【お買いもの編】では動画再生支援に用いるハードウェア等を紹介していきます。

【お買いもの編】へ

【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【お買いもの編】

~目次~

【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【目次】
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【検証環境・手法】
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【お買いもの編】
←今ココ
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【グラボ準備編】
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【Blu-ray準備編】
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【検証編】
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【まとめ編】

(追記 / 番外編)
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【番外編】
【レビュー的な何か】CoreDuoT2400でBlu-ray再生は可能か?
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【AGPx8編】

それでは、今回の検証のために購入したパーツを紹介していく。

Blu-rayドライブ

当然だが、まずはBlu-rayの再生が可能な光学ドライブが必要である。最近はBD-R/BD-REへの書き込みに対応したドライブが特価で1万円を切ってきてますが、今回はできるだけ低コストにするために安価に販売されているLITE-ON製の読み込み専用ドライブ『iHOS104』をチョイスしました。

この『iHOS104』は完全な読み込み専用でCDやDVDすら書き込むことができない。その代わりお値段は4,980円とBlu-ray再生が可能なドライブとしてはかなり安い!

さらに、このお値段ながらBlu-rayの再生ソフト『PowerDVD v8 2ch BD Edition』が付属している。何気にココがポイントで、先にBlu-rayを導入した弟子のハイジんクリアがソフトウェア未付属を購入したらしいのだが、フリーウェア等で再生ができないため、別途再生ソフトの購入が必要となってくる。そして、そのソフトウェアなのだが、Blu-ray対応版はどれも1万円近くするものばかり。

つまり、Blu-ray対応のソフトウェアを所有してない場合に、ソフトウェア未付属ドライブを購入すると下手したらPioneerの高級ドライブが購入できてしまうくらいの出費になってしまう。特に、最近パーツショップで特売されている『BDR205BK』は安いけどソフトがついてませんので注意が必要です。

対応ソフトウェアを持っていない場合はたとえ高くてもソフトウェア付きのものを!

KEIAN LITEON 内蔵Blu-ray ROM S-ATA ブラック バルク IHOS104-06 - KEIAN

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発売日:- | 定価:¥ 5,400 | amazonで購入する

グラフィックボード

今回のポイントでもあるのがグラフィックボード。前の【検証環境・手法】編で紹介したように、今回はグラフィックボードの『動画再生支援機能』頼りである。よって、これが搭載されていないGPUは論外。

さらに注意が必要なのが、NVIDIAの『PureVideo』やATIの『Avivo』は同じ動画再生支援機能であってもBlu-ray規格に対応していないこと。Blu-rayでの効果を得るためにはNVIDIAなら『PureVideo HD』、ATIなら『UVD』以降に対応したものでなければならない。

この対応状況を調べるのがなかなか大変なのだが、HDMI出力を搭載しているものであればまず対応しているでしょう。わからなければ店員さんに聞いてみるべし!

動画再生支援機能は現在のグラフィックボードではほぼ必須の機能になっているので、探すのはそれほど億劫ではないですが、ハードルが上がる原因になっているのが、今回用いるマザーボードとの接続がPCI ExpressではなくAGPであること。

最近はただでさえ見かけないAGP接続のグラフィックボードだというのに、それに動画再生支援機能搭載… なかなか探すのが大変でした。

という訳でも今回購入したのは…

ASUSの『AH3450/DI/512MD2』。こちらのお値段は5980円。PCI Express接続の同等グレード品なら2,980円でも売っているのでグレードの割にはかなり高いですが、色々探しまわった結果一番安かったです… しかたないね…

ASUSTek AGPスロット対応グラフィックボード AH3450/DI/512MD2 LP - ASUSTek

ASUSTek AGPスロット対応グラフィックボード AH3450/DI/512MD2 LP

ASUSTek

発売日:- | 定価:¥ 6,890 | amazonで購入する

SATA→IDE変換アダプタ

上で紹介したBlu-rayドライブ『iHOS104』はSATA接続なのだが、残念なことに今回用いるPCにはSATA端子は無い…

となると、選択肢は2つ…

である。安く済ませようと色々探してみましたが、SATA増設ボードって意外に高いんですねぇ。

そこで、今回はちょっとでも安くしようとSATA→IDE変換アダプタを購入してみました。お値段は2,780円でしたが、ちょっと別な用途での使用も考えたので2ポート版。1ポート版であれば1,500円くらいで売ってました。

今回はSATA端子が無かったので買ったものですが「SATA端子が余っている」「SATA→USB変換アダプタがある」という場合は不要な品ですのでスルーしちゃってください。

合計金額は?

と言うわけで、今回の投資額は

  1. Blu-rayドライブ 4,980円
  2. グラフィックボード 5,980円
  3. 変換アダプタ 2,780円

合計13,740円也。

もしSATA端子が余っていたり、AGPではなく、PCI Expressが利用できるマザーボードなら合計1万円以下も十分にありうると思います。

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【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【グラボ準備編】

~目次~

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【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【まとめ編】

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【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【AGPx8編】

ドライバの認識

ハードウェアの取り付け等はスルーして、いきなりデバイスマネージャーでの認識を確認してみます。

Blu-rayドライブ『iHOS104』は特にドライバのインストール等不要でDVD/CD-ROMドライブとして認識。グラフィックボード『AH3450/DI/512MD2』の方は最新のAMD Catalyst 10.12をインストールして『ATI Radeon HD3450』とHDMIオーディオ出力『ATI High Definition Audio Device』として認識しました。

動画再生支援の動作確認

Blu-rayに入る前にグラフィックボードの動画再生支援が正しく働くかどうかを確認してみました。何せAGPでは初めてなもので…

確認方法は、GPUの動画再生支援(以下DXVA)が利用できる『MediaPlayerClassic HomeCinema(以下MPCHC)』にてDXVAの有無で差が出るか。

再生する動画ファイルは映像コーデック『H.264 (6Mbps)』で圧縮された1920×1080/30fpsのファイル。

まずは、DXVAがOFFになっている状態では…

CPU使用率は常に100%で動画の再生は数秒に1コマずつ進む状態。つまり、全く再生できているとは言えない状態である。

で、DXVAをONにしてみると…

CPU使用率はグッと下がって30%前後で安定しました。

さらに、再生もヌルヌルされてMPCHCの統計によるとコマ落ちはゼロ。

動画再生支援はバッチリ働いているようですな。

ドキドキでしたがAGP接続でも問題なくDXVAが動作することを確認できましたので、いよいよBlu-ray再生に挑戦。

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【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【検証編】

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【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【AGPx8編】

では、再生してみた結果ですが、いきなり結論を言ってしまうと、再生は可能でした!

CPUには余力

以下が、Blu-ray再生中のCPU使用率の推移です。

GPUによる動画再生支援が効いているため、再生中はCPU使用率が常に50%以下になっていてCPUにはまだ余裕がある状態になっていることがわかります。

再生中にCPUでの処理が追いつかず「コマ落ち」したり「再生速度が低下」したりすることはありませんでした。

CPU以外での力不足?

ところが、完璧に再生できているかというと、残念ながらそうとは言えない。

Get the Flash Player to see the wordTube Media Player.

上のグラフを取る際に再生の様子もビデオカメラで収録したんですが、上の動画それの一部始終をまとめたものです。

大人の事情でプロモーションムービーにて検証を行ってます。察してください。
公式サイト(http://www.nanoha.com/nanoha_menc2.html)で公開されています。

ご覧になるとおわかり頂けるかと思いますが、ときどき画面の一部にブロックノイズが激しく発生することがある。目立つところを幾つか切り出してみると…

なのはシーンばっかりなのはあまり関係ないとは思いますが、特に戦闘シーンなどの激しいシーンで発生するわけではなく、どちらかというと単調な動きが続くシーンで発生している感じがする。しかも、何回再生してもだいたい同じシーンで発生。

はいじん☆ちゃんねる >> HD3870で動画再生支援(ベンチマーク編)
http://haizin.serveblog.net/?p=531

以前行った、動画再生支援の検証では動きが「激しくない」シーンほどH.264のデコード負荷が大きいようでした。今回のCPU使用率を見る限りではCPUにはまだ余力があるようなので、おそらくはGPU内での処理が追いついて無い、またはGPUへのデータ転送が間に合っていないんでしょうねぇ。

検証を始める前から、若干気にはなっていたんですが、今回用いているマザーボードがAGP x4までの対応でAGP x8には対応していない。つまり、ココがボトルネックになっているんじゃないかなと予想しています。残念ながら、手元にAGP x8対応のSocket478マザーが無いのですぐには検証できないですが、何か秘密がありそうなので、そのうち入手して再テストしてみようかと思います。(※追記参照)

【まとめ編】へ

(追記:2011/02/20)
AGP x8での追加検証を行いました。

【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【AGPx8編】
http://haizin.serveblog.net/?p=8063

【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【まとめ編】

~目次~

【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【目次】
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【検証環境・手法】
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【お買いもの編】
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【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【まとめ編】
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(追記 / 番外編)
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【番外編】
【レビュー的な何か】CoreDuoT2400でBlu-ray再生は可能か?
【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【AGPx8編】

最近Pentium4と同等スペックのAtomと動画再生支援を組み合わせてBlu-rayを再生しているのを見かけるので、元々「可能だろう」と思いながら企画した今回の【レビュー的な何か】ですが、Pentium 4 + 動画再生支援でFullHDのBlu-rayが再生できるかを検証しましたが結果は…

再生できるが、ときどきノイズが発生する

ただ見るだけならヌルヌル再生されるので、全く問題ないのだが、せっかくのBlu-rayでときどきノイズが乗るのは残念ですね。ノイズの発生源ですが、CPUでの処理落ちではなく、GPUでの処理または、GPUとの間の帯域の関係で発生しているものと思われる。

とくに、今回検証に用いたマザーボードはGPUとの接続がAGP x4までと現行のPCI Express x16の8分の1以下の帯域しか持っていない。AGP x8対応マザーが手元に無いためこれ以上の検証はできませんでしたが、そのうち補足できるかと思います。

とりあえず、今のところは御予算1万円程度で画質にこだわらないならPen4+DXVAもアリと思っていただければと思います。(Blu-rayの意味があまりないかもですが^^;)

(追記:2011/02/20)
AGP x8での追加検証を行いました。

【レビュー的な何か】Pen4世代でBlu-ray再生は可能か?【AGPx8編】
http://haizin.serveblog.net/?p=8063

2010/12/11 土曜日

SeagateからBarracuda Greenシリーズが発売

Filed under: コンピュータ関連,ハードウェア関連,電気電子・情報関連 — ハイジんブルー @ 21:52:48

Seagate「ST2000DL003」発売! エコ仕様(5900rpm)のSATA3.0対応2TB HDD – アキバ総研
http://akiba.kakaku.com/pc/1012/10/230000.php

AFT採用HDDに新種、XPでの利用が簡単に? – AKIBA PC Hotline!
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20101211/etc_seagate.html

Seagateから5,900rpm 3.5インチHDD 『Barracuda Green』シリーズが発売になりました。

発売になったのは『Barracuda Green』シリーズの最上位モデルである2TBの『ST2000DL003』。

アキバ総研では『Barracuda LP』シリーズの後継としていますが、HDDのラベルには『Barracuda LP』と『Barracuda Green』の両方が記載されているため『Barracuda LP』シリーズの一部なのでしょうかね。

これまでの『Barracuda LP』シリーズの2TBモデル『ST32000542AS』との違いは…

  • キャッシュ容量 : 32MB → 64MB
  • インターフェース : SATA 3Gbps → SATA 6Gbps
  • セクタサイズ : 512B → 4KiB
  • プラッタ枚数 : 4枚 → 3枚 (プラッタ容量向上)
  • データ転送速度 : 95MB/s → 144MB/s
  • 動作時耐衝撃性 : 70G → 80G

一番気になるのが4KiBのラージセクタを採用したことですが、AKIBA PC Hotlineに掲載されているように、独自の『SmartAlign』という技術を搭載することで他社同等品のように専用ユーティリティやジャンパーピン設定をすることなくWindows XPなどの4KiBセクタ非対応OSでもパフォーマンス低下が発生しないとか。

(PDF)Barracuda Green データ・シート – Seagate
http://www.seagate.com/docs/pdf/ja-JP/datasheet/disc/ds1720_barracuda_green.pdf

ちなみに、今のところ日本の公式製品情報には2TBモデルの情報しか掲載されていないようですが、データシートには1.5TBモデル『ST1500DL003』も見られるので、そのうち発売されるのでは?ただし、データシートによると1.5TBモデルの方が2TBモデル『ST2000DL003』よりもかなり消費電力が高いがこれは一体?!

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